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[ハード編] KORG opsix、opsix nativeの進化版を考えてみた

この記事は約11分で読めます。

みなさん、こんにちは。
「カムカム・シンセサイザー」のKAMINです。

今回は「[ハード編] KORG opsix、opsix nativeの進化版を考えてみた」と題して、KAMINが妄想した進化版opsixのハード編としてハードとコントローラーについて書きます。

KAMIN
KAMIN

今回、ハード編・サウンド・エンジン編・opsix native編と分けて書いています。

新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixシリーズ。
このブログでは、その魅力を細かく音と画像で詳しく説明していきます。

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opsix本体(ハード)

  • パラメーターをコントロールするスイッチ・ボタン
  • DATA ENTRYノブをユーザーがアサインしたパラメーターをリアルタイムに操作できるようにしてほしい
  • エディット時のオペレーターの選択は1つ1つのボタンで切り替えたい
  • ミュート、バイパスのスイッチが欲しい
  • プログラムNo.と選択しているオペレーターのNo.は数字で表示してほしい
  • opsixをopsix nativeのコントローラーとして機能させる
  • RATIO OPxノブの改善(フルエディット時にオペレーターごとにパラメーターをアサインできる)
  • 両側の背面に指をかけられるようにしてほしい
  • opsix(37鍵)でのアフタータッチ鍵盤

DATA ENTRYノブをユーザーがアサインしたパラメーターをリアルタイムに操作できるようにしてほしい

これはハードウェア・シンセサイザーならではのメリットです。

ホイールで操作できるのですが、ノブとはパラメーターの操作感が違う。

パラメーターの変化量も2パターンぐらいあると、便利です。

これは、本当にもったいないと思う。

ハードウェア・シンセサイザーなのだから、コントローラーはソフトウェア・シンセサイザーとの差別化ができる重要な要素だと思いますよ。

ライブ時の調整用としてはHOME/ALGOページがあてはまるのでしょうが、アルゴリズムの選択とライブとかでリアルタイムで補正する必要があるDECAYとRELEASE、エフェクトのレベル調整(深さの調整)のページとなっています。

アルゴリズムのパラメーターだけはエディット時の調節するもの。

アルゴリズムのパラメーターは別のページにしてノブにユーザーがアサインしたパラメーターを設定できないかなぁ。

間違ってアルゴリズムのNo.が変わっちゃうのはだめでしょ。

となると、ユーザー・アサインしたパラメーターが動かせる、ライブ・パフォーマンス・ページがあった方が良いのでは、と感じますが皆さんどうでしょうかね。

ライブの時はライブ・パフォーマンス・ページがメイン画面。

リハの時に必要なら今のHOME/ALGOページ。

microKORG XL+には付いていたのに...内部の処理で何とかならないかなぁ。

エディット時のオペレーターの選択は1つ1つのボタンで切り替えたい

やはり「いまOP2でOP5を操作するには3回ボタンを押す」は、ちょっと面倒くさいです。
RATIOノブをスイッチ付きにするとか...

次世代機では改善してほしい。

ミュート、バイパスのスイッチが欲しい

この操作をノブを回して選択するのは、やはり面倒くさいです。

元に戻すときにMODEを間違えると元に戻らないから覚えておかないといけない。

間違ったことで新たな音ができてしまうかもしれませんが...それが狙いなのかなぁ。

次世代機で改善してほしい。

プログラムNo.と選択しているオペレーターのNo.は数字で表示してほしい

プログラムNo.は液晶画面ではなく、数字のLED表示をしてほしい。

あと、今の6つ並んだインジケーター・ランプでは、どのオペレーターNo.を選択しているのかわからなくなります。

今後オペレーターが増えたら改善されるのかなぁ。

中央の画面表示を見ればよいのですが、エディットしている時の気持ちとしては、なるべくエディットに集中したいので視認性は重要と思うのです。

数値表示できるLEDにするとか、RATIOノブのあたりにインジケーターで表示できるとか。

次世代機では改善してほしい。

opsixをopsix nativeのコントローラーとして機能させる

opsixとopsix nativeを同時購入をした方は試してみてください。

左側にある6つのRATIOノブとLEVELスライダーはopsix nativeのコントローラーとして操作可能です。

もちろんPITCHホイールもモジュレーション・ホイールもリアルタイムで操作可能です。

そこで思いつくのは、「opsixをopsix nativeのエディット・コントローラーとして機能できないのか?」ということ。

パラメーターは一致しているんだから。

Sound Editorのようにプログラムを同期しなくてもいいから、6つのノブとアルゴリズムノブ、スイッチでのページ・グループ、ページの切り替えができればエディット作業は楽になる。

そこで作られた音をハードのopsixに送信できれば、ライブでも使える。

opsix nativeをSound Editorがわりにしちゃう。

そうすれば、ハードとソフトを販売するメリットが格段に上がるし、シンセサイザーが「音作りが楽しめる」という本来の姿が取り戻せる。

FM音源のDX-7からの脱却が本当の意味となる。

「ALTERD FM SYNTHESIZER」の冠も報われると思う。

KORGさん、チャレンジしてくれないかなぁ。

KAMIN
KAMIN

opsixにPC上でパラメーターを操作して音作りができるSound Editorが欲しいけれど、opsix nativeが発売されているからないと思う。

ならば、「opsix nativeでエディットしやすいコントローラーとして機能させて、親和性を高めれば、ハードも活きる」と思うのですが...

RATIO OPxノブの改善(フルエディット時にオペレーターごとにパラメーターをアサインできる)

確認して設定したいのは、オペレーターごとであれば今でも十分なのですが、エンベロープ・ジェネレーターは「オペレーター間の値の調整」になるので、RATIO OPxノブの方が調整しやすいかも。

オペレーターを選択する必要もなくなるようなパラメーターの調整がしやすくなる工夫があるとうれしいです。

ボタン付きノブにして、RATIOのFINEパラメーターも操作できちゃうと...とか。

RATIOだけのノブではもったいない感じがします。

両側の背面に指をかけられるようにしてほしい

opsix本体が3kgと軽量なので両側の背面に指をかけられるようにしてほしい

壁に立てかけておいて、片手で持ち上げようとすると背面のプラスチックが滑りやすいので落としそうになりました。

指がかけられる形状の凹みがあると気が利いたハードウェアになると思います。

opsix(37鍵)でのアフタータッチ鍵盤

機能があるのに鍵盤が対応していないのは、寂しい。

次世代機では付けてほしいよね。

つけるのならポリフォニック・アフタータッチでもいいよね。

opsix本体(コントローラー)

いつからピアノを弾く人を基準にシンセサイザーを作るようになったんだろう。

鍵盤にこだわるといっても、コントローラーではなくて「弾き心地」を追求してしまった。

なかなか斬新なアイデアが出ていなかったのですが、最近ではMIDIキーボードもいろんなアイデアが出されてきましたね。

シンセサイザーならピアノやオルガンを弾く方とは違った楽しみ方のできるコントローラーがあっても良いのではないかと思います。

どんどん攻めてほしいですね。

  • リボン・コントローラー
  • パラメーターをコントロールするスイッチ・ボタン
  • 鳴りっぱなしボタン(HOLD)
  • 側面ボタン
  • 鍵盤
  • X-Yパッド(KORGではやっているよね。modwaveでやっているならopsixでも)
  • ブレス・コントローラー
  • 感応型ボタン
  • 角度反応型コントローラー

リボン・コントローラー

KEYTORでは付いているのに...

ASHUNみたいに鍵盤の上についていて、鍵盤の位置と同じ音階が奏でられるのはそそられます。

FM音源でやってみたい。

パラメーターをコントロールするスイッチ・ボタン

バーチャル・パッチで設定できるスイッチ・ボタンが欲しい

瞬時にパラメーターが変わるとホイールやノブ、フェーダーとは違った効果が得られます。

ROTARY SPEAKERのようにスイッチが必要になるパラメーターをコントロールするスイッチ・ボタン。

あると面白いと思います。

ROTARY SPEAKERなら、SLOW/FASTの切り替えボタンですが、他のエフェクトでもノブでなくて、「ある値から次の値に瞬時に変化する」スイッチとして機能させる。

DRIVEとかだと、ブーストするように機能させるとか。

今、実現するのであればバーチャル・パッチということになるのでしょうが、将来的にはエフェクトのパラメーターで設定できるようにして欲しいですね。

鳴りっぱなしボタン(HOLD)

鳴りっぱなしボタン(HOLD)は、最近見かけなくなったので、付いていれば誰かが使う(笑)

エディットする時も助かりますよね。

側面ボタン

本体の両側の側面にボタンを配備して押して音が鳴る。

opsixの大きさならできます。

ゲーム・コントローラーように打楽器として振る舞う。

見えなくても指が覚えているくらいの場所(笑)

ボタンが側面に1つずつなら、ピンボールゲームみたいになるし。

感応型ならコンガやボンゴにもなる。

壊れるのが心配ならオプション扱いでアタッチメント形式にして消耗品扱いにして取り換えられるようにする。

FM音源は打楽器の音で良い音がしますから、楽しいと思うんだよね。

鍵盤

最近の鍵盤でのコントロールの進化が始まっているので、プラスチックの鍵盤なら、どんどん攻めていってくださいよ。

  • 鍵盤を左右にずらすとモジュレーションがかかる。
    (オンド・マルトノだっけ?最近でもこの機能が付いたものが出てきた)
  • ある鍵盤だけ、指を滑らせるとパラメーターの効果がでるとか(全部だと大変だから)

X-Yパッド

KORGではやっているよね。modwaveやwavestateでやっているならopsixでも

ブレス・コントローラー

小さいのならDX-7のようにブレス・コントローラー付けちゃってショルダーで担いでパフォーマンスしちゃうとか。

ライブ・パフォーマンスとしては見た目は重要。

感応型ボタン

PCに付いているような感応型ボタンがありますよね。

小さくてキーボードの中央にある。

ボタンはオプションで消耗品扱いで取り換えられるようにすれば、面白いと思うんですよ。

ぜんまい仕掛けで音が鳴る、足踏み、手回し...

もうアタッチメントでもMIDIコントローラーでもいいです(笑)

昔あった楽器のようなものについていたものはコントローラーになり得るよね。

角度反応型コントローラー

位相を考えて作った機能が盛りだくさんのopsixならハードでも(笑)

これもMIDIコントローラーになっちゃうかな...

って、思っていたらRoland の音源モジュールで出ましたね。

ピアノの延長線上の鍵盤楽器から切り離した使い方をしていく、そういった時代なんだと思う。

まとめ

今回は「[ハード編] KORG opsix、opsix nativeの進化版を考えてみた」と題して、KAMINが妄想した進化版opsixのハード編としてハードとコントローラーについて書きました。

opsixは、「よくぞここまでKORGの技術を統合して、新たな機能を追加してきたな」と感じております。

opsixは新たなシンセサイザーですので、メーカーの企画・開発等いろんな方がこの形にすることを思案して世に出てきた。

ユーザーは使ってみると、「こんな感じで使いたいなぁ」といったことが出てきます。

シンセサイザーは「電気で制御する」ってところから始まった面白い楽器なんだと思う。

MIDIによる進化があって、世の中にあるものすべてがコントローラーとして繋がっていく発想。

まだまだやってほしいこと、いっぱい出てきそう。

opsixが非常に面白いシンセサイザーなので、いろんな想像ができてしまう。

いくらでもアイデアは出るけど、実現はね...大変。

ハードウェア・シンセサイザーだからソフトウェア・シンセサイザーと違った楽しみ方を攻めていってほしいですね。

ピアノのようなタッチの鍵盤を追求していた30年間。

そろそろ独自のコントロールができる鍵盤やコントローラーがあっても良いのかなと思う。

この記事を読んだ方がシンセサイザーに興味を持っていただけたら幸いです。

次回は「[サウンド・エンジン編] KORG opsix、opsix nativeの進化版を考えてみた」と題して、KAMINが妄想した進化版opsixのサウンド・エンジンについて書きます。

では。

新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザーopsixシリーズ。
このシンセサイザーでしか味わえない魅力が満載です。

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