みなさん、こんにちは。
「カムカム・シンセサイザー」のKAMINです。
今回は「KORG opsixの機能: MODE: EFFECT: WAVESHAPER: DAMP」と題して、パラメーターの説明と実験をします。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このブログでは、その魅力を細かく音と画像で詳しく説明していきます。
MODE: EFFECT: WAVESHAPER: DAMP
高域の周波数成分を減衰させます。
値が大きくなるほど高域の周波数成分が減衰されます。
実験: MODE: EFFECT: WAVESHAPER: DAMP
では、DAMPの値を変化させて、音を確認しましょう。
設定値
測定方法
- 上記の値を設定
- MODE: EFFECTページで以下の値を設定
opsix | Knob | opsix native | Full Name | 設定値 |
FX | B | Effect Type | Effect Type | WAVE SHAPER |
OSC MIX | C | Mix | OSC Mix Level | 100% |
TYPE | E | Type | Type | 00:Sine |
DAMP | F | Damp | High Damp | 0→100% |
- DAMPの値を設定して、A3=220Hzを弾く
DAMP=0%
音データ
波形
周波数スペクトル
DAMP=50%
音データ(op effect32-ws-00sine-damp50)
KAMIN
高域のギラギラ感が薄まってきました。
高域の周波数成分が多いため、減衰するとレベルが低くなります。
波形
周波数スペクトル
DAMP=75%
音データ(op effect33-ws-00sine-damp75)
KAMIN
基音のレベルは変わりませんが、高域の周波数成分がどんどん減っていきます。
波形
周波数スペクトル
DAMP=90%
音データ(op effect34-ws-00sine-damp90)
波形
周波数スペクトル
DAMP=100%
無音状態になりました。
音データ:なし
波形
周波数スペクトル
まとめ
今回は「KORG opsixの機能: MODE: EFFECT: WAVESHAPER: DAMP」と題して、機能説明と実験をしました。
高域の周波数成分がなくなっていくことが確認できました。
100%では無音になるなど、低い周波数まで効きますね。
この記事を読んだ方がシンセサイザーに興味を持っていただけたら幸いです。
次回は「KORG opsixのプリセット分析: 336 [TMP] Waveshape」と題して、MODE: EFFECTにWAVESHAPERを使用したプリセット・プログラム「336 [TMP] Waveshape」のパラメーターを分析します。
では。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このシンセサイザーでしか味わえない魅力が満載です。
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