みなさん、こんにちは。
「カムカム・シンセサイザー」のKAMINです。
今回は「[opsix native編] KORG opsix、opsix nativeの進化版を考えてみた」と題して、KAMINが妄想した進化版opsix nativeについて書きます。
今回、ハード編・サウンド・エンジン編・opsix native編と分けて書いています。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixシリーズ。
このブログでは、その魅力を細かく音と画像で詳しく説明していきます。
opsix native
「シンセサイザー KORG opsix、opsix nativeを3か月間使って分かったこと」でも書きましたが、PCで操作するメリットとして、改めて書きます。
- アルゴリズム型の表示画面
- パラメーターの数値の常時表示
- 複数のエンベロープ・ジェネレーターを重ねた画面で時間軸での推移がわかる表示
- エンベロープ・ジェネレーターの途中でストップして音を聞く機能が欲しい
- 音を鳴らしたときに、エンベロープのどこのポイントにいるのかわかるようにして欲しい
- opsixとのデータのやり取りをSound Librarian経由でなく、直接できるようにして欲しい
- ファンクション・キー等のPCキーボードに機能を追加
- バーチャル・パッチのON/OFF機能が欲しい
- バーチャル・パッチで変化させているパラメーターがリアルタイム表示してくれるようにして欲しい
アルゴリズム型の表示画面
もう、これは憧れ...というか「出してっ」です(笑)
表型でオペレーターが並んでいてもアルゴリズムがわかるようになるには経験・慣れが必要です。
「COME ON MUSIC」、「Unisyn」とFM音源のエディターを経験して20年以上経っていてこれが実現できていない悲しさ。
FM音源はアルゴリズムがわかりにくくしている要因の一つ。
これを払しょくできるのではと切に願います。
複数のエンベロープ・ジェネレーターを重ねた画面で時間軸での推移がわかる表示
これはPC画面上でできると何かと便利だと思うんです。
音の時間的推移がわかる。
FM音源のキモの1つであるオペレーターのエンベロープ・ジェネレーターは、6つのオペレーターで時間軸に対して複数のオペレーターがどのような動きをしているか、わかるようにして欲しい
すべてのオペレーターだけでなく、選択したオペレーターのエンベロープ・ジェネレーターで確認できるようにすると、エディットの手間を省けると思うのですが。
パラメーターの数値の常時表示
音作りを経験する上で、プリセット音がどんな風に作られているのか知ることから始まります。
一覧として画面表示できるソフトとできないソフトでは価値が変わってきますよ。
エンベロープをポイントで操作できるが、スケールが一定でないために、どのくらい調整したかがわからない。
他のオペレーターとの関係が数値で確認できないといったこともあります。
デジタル・シンセサイザーは数値で見ることができるのが、アナログ・シンセサイザーとは違う最大のメリットです。
...アナログ・シンセサイザーもMIDIコントロールができるようになって、パラメーターが数値化している...よね。
これからシンセサイザーを学んでいく人たちのために、改善してほしいです。
KORGさん、よろしくお願いいたします。
エンベロープ・ジェネレーターの途中でストップして音を聞く機能が欲しい
音の変化を時間軸で止めて音で確認できる。
使えると時間軸での変化の確認ができると思いますが、いかがでしょうか。
音を鳴らしたときに、エンベロープのどこのポイントにいるのかわかるようにして欲しい
これもPC画面上だからこそできるメリットですよね。
opsixとのデータのやり取りをSound Librarian経由でなく、直接できるようにして欲しい
もう一つソフトを起動することはデメリットとして感じてしまいます。
ファンクション・キー等のPCキーボードに機能を追加
昔あったんだよ、ファンクション・キーにベロシティを割り当てて強弱を確認できる機能。
マウスでの操作ができるようになったことで忘れ去られてしまったんだ。
他のパラメーターでもできたり...
今でもあってもいいよね...みなさん、どうでしょうか?
ノートPC使ってキーボードも不要でファンクション・キーで確認するなんてこと、使い道ないのかな。
アップ・ダウン・キーだって使えれば入力でマウスを使わなくて済むし。
キーボードが鍵盤代わりになったりもしたよね、昔のエディター。
和音が弾ければ、、、ねぇ。
Cを押すとCコードが鳴るとか、、、ねぇ。
...あまり賛同者がいないかな(笑)
バーチャル・パッチのON/OFF機能が欲しい
opsixにも書きましたが、バーチャル・パッチはopsix/opsix nativeの要の機能です。
この効果を確認するのに値を0にするのは面倒ですし、パラメーターをOFFにしたら、戻すのがもっと面倒になる。
ソフトウェアであれば、ON/OFFボタンを作るのはハードウェアほど難しくないと思うのですが...
是非お願いします。KORGさん。
バーチャル・パッチで変化させているパラメーターがリアルタイム表示してくれるようにして欲しい
PCでエディットしていて、バーチャル・パッチで変化させているパラメーターがリアルタイムで表示してくれると、何が変化しているのかわかりやすい。
KORGの一番充実した機能のバーチャル・パッチ。
これをみんなが楽しく使えるようになるために頑張ってほしいな、KORGさん。
まとめ
今回は「[opsix native編] KORG opsix、opsix nativeの進化版を考えてみた」と題して、KAMINが妄想した進化版opsix nativeについて書きました。
opsix nativeには期待してます。
もっと魅せて欲しい。
昔のDX-7が発売されてから40年。
昔のエディタはサウンド・チャートの数値を並べた表示。
その後EGがグラフィカルになったりしたが、やはりアルゴリズムの形で表示する画面が欲しい。
当時のエディタとは違ったエディットしやすいユーザー・インターフェースが今ならできると思います。
その他、いろいろと書きましたが、あくまでKAMINの妄想ですから...
実現したら、少し値段が上がっても購入してエディットするユーザーが増える。
増えるとサンプリング音源との違いが明確になってくる。
FM音源こそデジタルならではのメリットを存分に生かせる仕組みだと思います。
KORGさん、お願いしますっ!
この記事を読んだ方がシンセサイザーに興味を持っていただけたら幸いです。
次回は「KORG opsixのプリセット音のパラメーター分析: 057 Strum Down」と題して、MODE: FMを使用したプリセット・プログラム「057 Strum Down」のパラメーターを分析します。
では。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixシリーズ。
このシンセサイザーでしか味わえない魅力が満載です。
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