みなさん、こんにちは。
「カムカム・シンセサイザー」のKAMINです。
今回は「KORG opsixの機能: VOICE: ASSIGN」と題して、パラメーターの説明と実験をします。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このブログでは、その魅力を細かく音と画像で詳しく説明していきます。
VOICE: ASSIGN
演奏したときの発音のコントロールを設定します。
説明 | |
POLY | ポリフォニック(和音)で発音します。 |
MONO | モノフォニック(単音)で発音します。 |
MONO LEGATO | モノフォニック(単音)で発音します。 鍵盤から指を離す前に次の鍵盤を弾くと音を切らさずに なめらかに発音します。 これは次のエンベロープがリスタートしないまま発音される機能です。 |
KAMIN
詳しくは、microKORG XL+での機能説明を参照ください。
実験1: VOICE: ASSIGN
では、VOICE: ASSIGNの設定を変えて弾いてみます。
設定値
opsix nativeの画面
測定方法
- 上記の値を設定
- VOICEページで以下の値を設定
opsix | Knob | Full Name | 設定値 |
ASSIGN | A | Voice Assign | Poly, Mono, Mono Legato |
GLIDE | B | Glide Mode | Off |
TIME | C | Glide Time | 500ms |
UNISON | D | Unison Voices | Off |
DETUNE | E | Unison Detune | 10cents |
SPREAD | F | Unison Spread | 100% |
- AMaj7の音をA3、C#4、E4、G#4で順に鍵盤を押し続けて鳴らす
実験1: VOICE: ASSIGN: POLY
音データ
実験2: VOICE: ASSIGN: MONO
音データ
KAMIN
一回ずつ、「ブチっ」と鳴ります。
これは鍵盤を押す度にエンベロープがリスタートされているためです。
実験3: VOICE: ASSIGN: MONO LEGATO
音データ
KAMIN
MONOと違って2音目以降は「ブチッ」と言わずになめらかに音が鳴っています。
これは鍵盤を押す度にエンベロープがリスタートされているためで、弾き方の違いではありません。
まとめ
今回は「KORG opsixの機能: VOICE: ASSIGN」と題して、パラメーターの説明と実験をしました。
演奏方法による効果も設定できる。
シンセサイザーは奥が深いです。
この記事を読んだ方がシンセサイザーに興味を持っていただけたら幸いです。
次回は「KORG opsixの機能: VOICE: GLIDE」と題して、パラメーターの説明と実験をします。
では。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このシンセサイザーでしか味わえない魅力が満載です。
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