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KORG opsixの機能: FMのキャリアとモジュレーターの関係(5)

シンセサイザー opsixの機能: FMのキャリアとモジュレーターの関係(2)
この記事は約4分で読めます。

みなさん、こんにちは。
「カムカム・シンセサイザー」のKAMINです。

今回は「KORG opsixの機能: FMのキャリアとモジュレーターの関係(5)」と題して、引き続き2つのオペレーターを使ってキャリアとモジュレーターによる音の変化について説明します。

KAMIN
KAMIN

今回はモジュレーターのRATIOを0.5000と低く設定します。

新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このブログでは、その魅力を細かく音と画像で詳しく説明していきます。

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RATIO: OP1(C): 1.0000、OP2(M): 0.5000での実験

今度はモジュレーターのRATIOを「0.5000」と低くしてみます。

algorithm 2optest-r1r05

opsixの画面

opsix op1-r1
opsix op2-r05

opsix nativeの画面

opsix native 2op-c1m05-n1

実験1:OP1(C): LEVEL: 100%、OP2(M): LEVEL: 0%

まずは、OP2のOP LEVEL=0%の音です。

設定値

2optest-r1r05-algorithm-0
KAMIN
KAMIN

OP2のLEVELが0%のため、前述の「実験(OP1(C): LEVEL: 100%、OP2(M): LEVEL: 0%)」と同じ結果となります。

音データ

波形

2op r1r1 c100-m0-oscilloscope

周波数スペクトル

2op r1r1 c100-m0-spectrum

実験2: OP1(C): LEVEL: 100%、OP2(M): LEVEL: 30%

では、モジュレーターのOP2のOP LEVELを30%に上げてみます。

設定値

2optest-r1r05-algorithm-30

音データ

KAMIN
KAMIN

「ごーっ」と鳴りましたが、モジュレーター側のOP2が1オクターブ低いためですね。

波形

2op r1r05 c100-m30-wave
KAMIN
KAMIN

波形が詰まってきた感じ。

周波数スペクトル

2op r1r05 c100-m30-spectrum
KAMIN
KAMIN

1オクターブ下の周波数帯域に成分が上がっています。

実験3: OP1(C): LEVEL: 100%、OP2(M): LEVEL: 50%

次にモジュレーターのOP2のOP LEVELを50%に上げてみます。

設定値

2optest-r1r05-algorithm-50

音データ

KAMIN
KAMIN

「ゴーッ」が強くなりました。

このゴリゴリ感、好きです。

波形

2op r1r05 c100-m50-wave
KAMIN
KAMIN

サイン波っぽい波形ですが、音のイメージと合いませんね。

周波数スペクトル

2op r1r05 c100-m50-spectrum
KAMIN
KAMIN

上の倍音が増えてきました。

実験4: OP1(C): LEVEL: 100%、OP2(M): LEVEL: 70%

今度はモジュレーターのOP2のOP LEVELを70%に上げてみます。

設定値

2optest-r1r05-algorithm-70

音データ

KAMIN
KAMIN

「ゴーッ」にちょっと「ギ」が入ってきた感じ

波形

2op r1r05 c100-m70-wave
KAMIN
KAMIN

波形はフリーズしたところでプリントしましたので、重なってます。

周波数スペクトル

2op r1r05 c100-m70-spectrum
KAMIN
KAMIN

倍音が上にシフトした感じですね。

実験5: OP1(C): LEVEL: 100%、OP2(M): LEVEL: 100%

では、OP2のOP LEVEL=100%の音を聞いてみましょう。

設定値

2optest-r1r05-algorithm-100

音データ

KAMIN
KAMIN

「ぎょーっ」って音に変わりました。

波形

2op r1r05 c100-m100-wave
KAMIN
KAMIN

波形が止まらない(笑)

周波数スペクトル

2op r1r05 c100-m100-spectrum
KAMIN
KAMIN

やっぱり、倍音成分がシフトしてますね。

フィルターのレゾナンス効果っぽい。

実験6: OP1(C): LEVEL: 100%、OP2(M): LEVEL: 0%→100%

最後に、弾きながら連続的にOP2のOP LEVELを0→100%に変化させてみましょう。

音データ

まとめ

今回は「KORG opsixの機能: FMのキャリアとモジュレーターの関係(5)」と題して、2つのオペレーターを使ってキャリアとモジュレーターによる音の変化について説明しました。

アナログ・シンセサイザーのロー・パス・フィルターをかけたような周波数成分になりましたね。

この記事を読んだ方がシンセサイザーに興味を持っていただけたら幸いです。

次回は「KORG opsixの機能: FMのキャリアとモジュレーターの関係(6)」と題して、今度はキャリアに固定周波数設定のFIXEDを用いて実験します。

では。

新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザーopsixとopsix native。
このシンセサイザーでしか味わえない魅力が満載です。

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