みなさん、こんにちは。
「カムカム・シンセサイザー」のKAMINです。
今回は「KORG opsixの機能: PITCH: DETUNE」と題して、パラメーターの説明と実験を行っていきます。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このブログでは、その魅力を細かく音と画像で詳しく説明していきます。
PITCH: DETUNE
オシレーターのピッチをcent単位で設定します。
これによりピッチのわずかなずれが発生して他のピッチの音と組み合わせることで音に揺れが生じます。
KAMIN
1centは「100分の1半音」です。
実験1:PITCH: DETUNE=0
まず、何も設定していない状態を確認しましょう。
KAMIN
オペレーターを2つキャリアとして使うので、アルゴリズム32のOP1とOP2を使って実験します。
設定値
opsix nativeの画面
測定方法
- 上記の値を設定
- PITCHページで以下の値を設定
opsix | Knob | Full Name | 設定値: OP1 | 設定値: OP2 |
FREQ | A | Frequency Mode | RATIO | RATIO |
TRANS | C | Transpose | 0 | 0 |
COARSE | D | Coarse Ratio | 1.0000 | 1.0000 |
DETUNE | F | Detune | 0.0cents | 0.0cents |
- A3=220Hzを弾く
音データ
実験2:PITCH: DETUNE=+3.0、-3.0cents
では、DETUNEパラメーターの値を設定します。
設定値
opsix nativeの画面
測定方法
- 上記の値を設定
- PITCHページで以下の値を設定
opsix | Knob | Full Name | 設定値: OP1 | 設定値: OP2 |
FREQ | A | Frequency Mode | RATIO | RATIO |
TRANS | C | Transpose | 0 | 0 |
COARSE | D | Coarse Ratio | 1.0000 | 1.0000 |
DETUNE | F | Detune | +3.0cents | -3.0cents |
- A3=220Hzを弾く
音データ
まとめ
今回は「KORG opsixの機能: PITCH: DETUNE」と題して、パラメーターの説明と実験をしました。
opsixはこのPITCH: DETUNEでも音の揺れの効果が出せますし、VOICE: UNISONのDETUNEパラメーターでも効果が出せます。
PITCH: DETUNEはモジュレーターとして使う場合には、役割が変わってきます。
この記事を読んだ方がシンセサイザーに興味を持っていただけたら幸いです。
次回は「KORG opsixの機能: P MOD: EG1」と題して、パラメーターの説明と実験をします。
では。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このシンセサイザーでしか味わえない魅力が満載です。
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