みなさん、こんにちは。
「カムカム・シンセサイザー」のKAMINです。
今回は「KORG opsixの機能: MOD: LFO: KEY SYNC」と題して、パラメーターの説明と実験をします。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このブログでは、その魅力を細かく音と画像で詳しく説明していきます。
MOD: LFO: KSYNC(KEY SYNC)
鍵盤を押した(ノート・オン)時のLFOのかかり方を設定します。
■OFF:ノート・オンしても LFO の位相はリセットされません。
■CMN(COMMON):何も鍵盤を押していない状態から、最初のノート・オンで LFO の位相がリセットされ、以後ノート・オンしたボイスに対してはリセットがかかりません。
■VOICE:ノート・オンごとに LFO の位相がリセットされ、個々のボイスに対して異なる位相でモジュレーションがかかります。
考え方として、
- キーを押すときに必ず位相の頭が来るようにして、自然な揺れを期待するのであれば、「VOICE」
- 周期を気にせずに効果を得たい場合は、「OFF」
- 最初にキーを押した後に周期の頭で効果を得た後に、その周期を変えたくない場合は、「CMN(COMMON)」
かな?
では、実験してみましょう。
実験: MOD: LFO: KSYNC(KEY SYNC)
KEY SYNCパラメーターのパターンごとの音の変化を確認します。
設定値
測定方法
- 上記の値を設定
- LFO1 OPページで以下の値を設定
opsix | Knob | Full Name | 設定値 |
WAVE | A | Wave | TRI |
SPEED | B | Speed | 6.00Hz |
KSYNC | C | Key Sync | Off、CMN、VOICE |
PHASE | D | Phase | 0deg |
TEMPO | E | Tempo Sync | Off |
FADE | F | Fade | 0ms |
- KSYNCを選択
- A3=220Hzを弾きながら、A4=440hzを弾いたり離したりする
※KEY SYNC=OFFの時は、A3=220Hzを弾いて離鍵してを繰り返す
音データ
KEY SYNC=OFF
KEY SYNC=COMMON
KEY SYNC=VOICE
まとめ
今回は「KORG opsixの機能: MOD: LFO: KEY SYNC」と題して、パラメーターの説明と実験をしました。
実験で微妙な結果で分かりにくいかもしれません。
KEY SYNC=VOICEの効果が伝われば良いのですが...
この記事を読んだ方がシンセサイザーに興味を持っていただけたら幸いです。
次回は「KORG opsixの機能: MOD: LFO: TEMPO SYNC」と題して、パラメーターの説明と実験をします。
では。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このシンセサイザーでしか味わえない魅力が満載です。
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