みなさん、こんにちは。
「カムカム・シンセサイザー」のKAMINです。
今回は「KORG opsixのエフェクター: CHORUS」と題して、機能の説明と実験をします。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このブログでは、その魅力を細かく音と画像で詳しく説明していきます。
EFFECT: TYPE: CHORUS
一般的なコーラスです。
パラメーター
初期設定値
opsix | Knob | Full Name | Range | 初期設定値 |
MIX | B | Dry:Wet Mix | 0~100 | 50 |
DEPTH | C | Depth | 0~100 [%] | 40% |
SPEED | E | Speed | 0.020~20.000 [Hz] | 1.000Hz |
PHASE | F | LFO Phase | 0.0~100.0 [%] | 0.0% |
KAMIN
「DEPTH」はディレイ・タイムです。
「LFO Phase」は、左右のLFOの値をずらすことで広がりを与えます。
opsix、opsix nativeの画面
実験: EFFECT: TYPE: CHORUS
今回は、ちょっと深めにかけて、PHASEの効果を試してみました。
設定値
測定方法
- エフェクターの測定時の初期データの設定(EGは1番の設定。アルペジエーターはOFF)
- EFFECTページでFX1に下記の値に設定
opsix | Knob | Full Name | 設定値 |
MIX | B | Dry:Wet Mix | 70 |
DEPTH | C | Depth | 40% |
SPEED | E | Speed | 5.000Hz |
PHASE | F | LFO Phase | 0.0%(→100.0%) |
- ENABLE(Dノブ)をOFF
- A3=220Hzを弾く
- 数秒後にENABLE(Dノブ)をON
- PHASEを0.0%→100.0%に動かす
音データ
KAMIN
DEPTHを深くすると、音程感がなくなっていってしまうので、注意が必要ですね。
「シンセ用のコーラス・エフェクト」といった感じがします。
まとめ
今回は「KORG opsixのエフェクター: CHORUS」と題して、機能の説明と実験をしました。
「気持ち良いコーラス」といった感じよりも「積極的に攻めるコーラス」です。
この記事を読んだ方がシンセサイザーに興味を持っていただけたら幸いです。
次回は「KORG opsixのエフェクター: UNISON ENSEMBLE」と題して、機能の説明と実験をします。
では。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このシンセサイザーでしか味わえない魅力が満載です。
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