みなさん、こんにちは。
「カムカム・シンセサイザー」のKAMINです。
今回は「KORG opsixの機能: MODE: EFFECT: WAVESHAPER」と題して、機能と実験方法について説明します。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このブログでは、その魅力を細かく音と画像で詳しく説明していきます。
MODE: EFFECT: WAVESHAPER
入力された音に対してウェイブシェイプのテーブルに通すことによって波形を変化させるというものです。
ウェーブ・テーブルは60種類あります。
効果の深さは、以下のパラメーターで調整します。
- モジュレーター:モジュレーターのレベル
- オシレーター:オペレータにあるオシレーターのレベルはOSC MIX
初期設定値
opsix | Knob | opsix native | Full Name | Range | 初期設定値 |
OSC MIX | C | Mix | OSC Mix Level | 0~100 [%] | 50% |
TYPE | E | Type | Type | waveshaper type list | 00: Sine |
DAMP | F | Damp | High Damp | 0~100 [%] | 0% |
実験: MODE: EFFECT: WAVESHAPER
では、以下の実験を行っていきましょう。
- 60種類あるウェーブ・テーブルごとの音の変化
- OSC MIXパラメーターを変化させたときの音の変化
- DAMPパラメーターを変化させたときの音の変化
MODE: EFFECT: WAVESHAPER: TYPE
メインとなるウェーブ・テーブルのタイプ別にどのような音になるのか、実験方法を以下に示します。
設定値
opsix nativeの画面
測定方法
- 上記の値を設定
- MODE: EFFECTページで以下の値を設定
opsix | Knob | opsix native | Full Name | 設定値 |
FX | B | Effect Type | Effect Type | WAVE SHAPER |
OSC MIX | C | Mix | OSC Mix Level | 100% |
TYPE | E | Type | Type | 00:Sine→ |
DAMP | F | Damp | High Damp | 0% |
- TYPEを設定して、A3=220Hzを弾く
まとめ
今回は「KORG opsixの機能: MODE: EFFECT: WAVESHAPER」と題して、機能と実験方法について説明しました。
私も以前KORG 01/Wを所有していました。
当時はこのパラメーターの値を上げても「デジタル・ノイズがのってくるだけ」としょんぼりしていた記憶があります。
ワークステーション型シンセサイザーのはしりで、エディットするフェーダーも1つしかなくて、音作りをするようなシンセサイザーではありませんでした。
opsixで機能の復活が果たされ、使っていて「FM音源との相性が良い」機能だなと感じました。
この記事を読んだ方がシンセサイザーに興味を持っていただけたら幸いです。
次回は「KORG opsixの機能: MODE: EFFECT: WAVESHAPER(TYPE: 00-09)」と題して、ウェーブ・テーブルごとの音の変化を実験します。
では。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このシンセサイザーでしか味わえない魅力が満載です。
コメント