みなさん、こんにちは。
「カムカム・シンセサイザー」のKAMINです。
今回は「KORG opsixの機能: MODE: FM: WAVE: ADDITIVE 1+4」と題して、WAVE: ADDITIVE 1+4の波形からMODE: FMのパラメーターによる音を変化を確認します。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このブログでは、その魅力を細かく音と画像で詳しく説明していきます。
WAVE: ADTV 1+4(ADDITIVE 1+4)
KORG opsix 取扱説明書には、
基音と第4倍音を等しい振幅で生成します。
KORG opsix 取扱説明書
8’+2’ オルガン・ストップと似ています。
と書かれています。
さっそく実験してみましょう。
Waveform Listの詳細に関しては、本ブログ内の「シンセサイザー KORG opsix: WAVEFORM LIST」か、KORG 公式サイトにてご確認ください。
実験: WAVE: ADTV 1+4(ADDITIVE 1+4)
基本波形とMODE: FMのパラメーターである、FB(FEEDBACK)とWIDTHを変化させて音と波形と周波数スペクトルを確認します。
実験方法の詳細に関しては、「シンセサイザー KORG opsixの機能: MODE: FM」をご確認ください。
実験: WAVE: ADTV 1+4(ADDITIVE 1+4)基本波形
基本の波形を聞いてみましょう。
音データ
倍音が基音と離れてきましたので、ここら辺から音の組み合わせで楽しむ波形ですかね。
波形
周波数スペクトル
実験: MODE: FM: FB(FEEDBACK)
では、MODE: FMのFB(FEEDBACK)パラメーターを変化させていきます。
FB=30%
音データ
おっと。これは気持ちよいぞ。
倍音が詰まった分、これだけでも使えますね。
波形
周波数スペクトル
FB=40%
音データ
このぐらいの値でもノイズがのり始めました。
波形
周波数スペクトル
FB=50%
音データ
波形
周波数スペクトル
FB=80%
音データ
波形
周波数スペクトル
FB=100%
音データ
波形
周波数スペクトル
FB=0→100%
最後にA3=220Hzを弾きながらFBの値を0→100%に変化させてみましょう。
音データ
ノイズ成分が気にならないFBの値は狭くなりましたが、心地よい変化をしてくれます。
実験: MODE: FM: WIDTH
今度は波形の幅を変化させる、WIDTHパラメーターを変化させてみましょう。
WIDTH=75%
音データ
このぐらいの値でも複雑に絡み合った音になってきました。
波形
周波数スペクトル
WIDTH=50%
音データ
このアタック感は良いですね。
波形
周波数スペクトル
WIDTH=25%
音データ
材質感が変わった感じ。
波形
周波数スペクトル
WIDTH=1%
音データ
波形
周波数スペクトル
WIDTH=OFF→1%
最後にA3=220Hzを弾きながらWIDTHの値をOFF→1%に変化させてみましょう。
音データ
値が大きいと値が1つ変わっただけで音の印象が変わりますが、心地よいポジションが多いので設定にまようかも(笑)
まとめ
今回は「KORG opsixの機能: MODE: FM: WAVE: ADDITIVE 1+4」と題して、WAVE: ADDITIVE 1+4の波形からMODE: FMのパラメーターによる音を変化を確認しました。
WAVE: ADDITIVE 1+4は力強さを感じますね。
FBの値の変化も早めにノイズが発生しますし。
基音+倍音の組み合わせでこんなにキャラクターが違うのかと感じられました。
オルガンを弾いている人にとっては当たり前なのかもしれませんね。
この記事を読んだ方がシンセサイザーに興味を持っていただけたら幸いです。
次回は「KORG opsixの機能: MODE: FM: WAVE: ADDITIVE 1+5」と題して、WAVE: ADDITIVE 1+5の波形からMODE: FMのパラメーターによる音を変化を確認します。
では。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このシンセサイザーでしか味わえない魅力が満載です。
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