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KORG opsixの機能: MODE: RING

シンセサイザー opsixの機能: MODE: RING
この記事は約3分で読めます。

みなさん、こんにちは。
「カムカム・シンセサイザー」のKAMINです。

今回は「KORG opsixの機能: MODE: RING」と題して、機能と実験方法について説明します。

新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このブログでは、その魅力を細かく音と画像で詳しく説明していきます。

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MODE: RING

RING(RING MODULATION: リング・モジュレーター)はモジュレーターからの入力信号とオシレーターの信号を掛け合わせて音に変化を与えます。

2つの信号のかけ合わせですので、オペレーターが2つ必要になってきます。

実験結果を見ると、

  • DEPTHでオシレーターの信号と生成したリング・モジュレーターの信号とのバランスを調整する
  • SHAPEでリング・モジュレーターでできる倍音が増える
    SHAPEでは基音に変化がない

といったことがわかりました。

初期設定値

opsixKnobFull NameRange初期設定値
MODEAOperator ModeFM, Ring Mod., Filter, Filter FM, Wave
Folder, Effect, Bypass, Mute
RING
DEPTHBRing Depth0~100 [%]50%
SHAPECShape0~100 [%]0%
WAVEDWave*「 Waveform List」SIN
opsix 取扱説明書 より引用

opsixの画面

opsix MODE: RINGページ

opsix nativeの画面

実験方法: MODE: RING

MODE: RINGの実験には、2つのオペレーターが必要です。

なので、FMの「キャリアとモジュレーターの関係」の実験時と同様にアルゴリズム1のOP1、OP2を使って実験します。

設定値

モジュレーターのOP2にMODE: FMでRATIO=9.0000のサイン波を出力。

キャリアのOP1のMODE: RINGでパラメーターのDEPTH、SHAPEを操作して音の確認をします。

OP1OP2
MODERINGFM
WAVESINESINE
OP LEVEL100%100%
RATIO1.00009.0000
ParametersDEPTH: ***
SHAPE: ***
opsix 取扱説明書 より引用
algorithm op-ring00-0-init-alg

opsixの画面

opsix op-ring00-6-mode
opsix op-ring00-3-op2
opsix op-ring00-4-pitch-op1
opsix op-ring00-5-pitch-op2

opsix nativeの画面

opsix native op-ring00-6-mode-n
opsix native op-ring00-6-mode-n1

まとめ

今回は「KORG opsixの機能: MODE: RING」と題して、機能と実験方法について説明しました。

この記事を読んだ方がシンセサイザーに興味を持っていただけたら幸いです。

さて、次回から各パラメーターの実験になります。

まず、「KORG opsixの機能: MODE: RING: DEPTH」と題して、パラメーターの機能の説明と実験をします。

では。

新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザーopsixとopsix native。
このシンセサイザーでしか味わえない魅力が満載です。

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