みなさん、こんにちは。
「カムカム・シンセサイザー」のKAMINです。
今回は「KORG opsixの機能: MODE: FM: WAVE: ADDITIVE 1+2」と題して、WAVE: ADDITIVE 1+2の波形からMODE: FMのパラメーターによる音を変化を確認します。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このブログでは、その魅力を細かく音と画像で詳しく説明していきます。
WAVE: ADTV 1+2（ADDITIVE 1+2）
KORG opsix 取扱説明書には、
基音と第2倍音を等しい振幅で生成します。
KORG opsix 取扱説明書
8’+4’ オルガン・ストップと似ています。
と書かれています。
さっそく実験してみましょう。
Waveform Listの詳細に関しては、本ブログ内の「シンセサイザー KORG opsix: WAVEFORM LIST」か、KORG 公式サイトにてご確認ください。
実験: WAVE: ADTV 1+2（ADDITIVE 1+2）
基本波形とMODE: FMのパラメーターである、FB（FEEDBACK）とWIDTHを変化させて音と波形と周波数スペクトルを確認します。
実験方法の詳細に関しては、「シンセサイザー KORG opsixの機能: MODE: FM」をご確認ください。
実験: WAVE: ADTV 1+2（ADDITIVE 1+2）基本波形
基本の波形を聞いてみましょう。
音データ
もうオルガン（笑）
波形
周波数スペクトル
実験: MODE: FM: FB（FEEDBACK）
では、MODE: FMのFB（FEEDBACK）パラメーターを変化させていきます。
FB=30％
音データ
コツコツした感じが出てきました。
波形
周波数スペクトル
FB=50％
音データ
ありゃ、ノコギリ波だ。
波形
周波数スペクトル
FB=68％
音データ
高域のノイズ成分が出ましたね。
波形
周波数スペクトル
FB=80％
音データ
波形
周波数スペクトル
FB=100％
音データ
波形
周波数スペクトル
FB=0→100％
最後にA3=220Hzを弾きながらFBの値を0→100％に変化させてみましょう。
音データ
ノイズ成分が含まれる手前の音が心地よい印象です。
実験: MODE: FM: WIDTH
今度は波形の幅を変化させる、WIDTHパラメーターを変化させてみましょう。
WIDTH=75％
音データ
パイプオルガンの管を通ったような音がし始めました。
波形
周波数スペクトル
WIDTH=50％
音データ
この辺に来ると印象が変わりますね。
波形が詰まった感じが出てきます。
波形
周波数スペクトル
WIDTH=25％
音データ
波形
周波数スペクトル
WIDTH=1％
音データ
波形
周波数スペクトル
WIDTH=OFF→1％
最後にA3=220Hzを弾きながらWIDTHの値をOFF→1％に変化させてみましょう。
音データ
WIDTHの変化はノイズっぽさが前に出てこなくて良いですね。
まとめ
今回は「KORG opsixの機能: MODE: FM: WAVE: ADDITIVE 1+2」と題して、WAVE: ADDITIVE 1+2の波形からMODE: FMのパラメーターによる音を変化を確認しました。
「ADDITIVE 1+x」の音はオルガンのように「基音+x倍音」となっているので、キャリアを多くしてレベル調整すれば独特なオルガンサウンドが得られそうと誰もが感じられる音です。
この記事を読んだ方がシンセサイザーに興味を持っていただけたら幸いです。
次回は「KORG opsixの機能: MODE: FM: WAVE: ADDITIVE 1+3」と題して、WAVE: ADDITIVE 1+3の波形からMODE: FMのパラメーターによる音を変化を確認します。
では。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このシンセサイザーでしか味わえない魅力が満載です。
↓このブログは、「にほんブログ村」に参加しています↓
コメント