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シンセサイザー KORG opsix SE(Platinum)の魅力

この記事は約9分で読めます。

2023年6月、opsixシリーズに新たな金属製のボディに、アフタータッチに対応した61鍵盤を搭載したフラッグシップモデル、「opsix SE」と「opsix SE Platinum」が発売されました。

opsixとopsix nativeを同時購入して使用しているKAMINがopsixとの違いをHPやマニュアル等で確認して、「購入価格と用途を比べて魅力を感じた方」にはポテンシャルの高い製品だと感じましたので、書きます。

新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixシリーズ。
このブログでは、その魅力を細かく音と画像で詳しく説明していきます。

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opsixとopsix SE(Platinum)の違い

opsixとopsix SE(Platinum)の主な違いは以下の通りです。

opsixopsix SE
(Platinum)
鍵盤数37鍵(ベロシティおよび
リリース・ベロシティ対応)
61鍵(ナチュラル・タッチ鍵盤、
ベロシティおよびリリース・ベロシティ、
アフター・タッチ対応)
同時発音数32音80音
筐体プラスチック金属筐体(パネルはアルミ)
※Platinumはシルバーのアルミ・パネル
ノブプラスチック金属製
ハードケース別売り付属
外形寸法
(WxDxH)
565 × 338 × 90 mm1,014 x 344 x 108 mm
質量2.9kg8.6kg
価格
※2023年8月
約7万円SE: 約20万円
SE Platinum: 約22万円
KORG HPより引用

サウンド・エンジン

サウンド・エンジンは同時発音数を除くと同じようです。

同時発音数はopsixが32音、opsix SEが80音。

KAMIN
KAMIN

マニュアルを確認しました。

購入時に検討すべき項目

opsixとopsix SE(Platinum)の違いは何といっても鍵盤の機能(鍵盤の弾きやすさと鍵盤数、そしてアフター・タッチ機能)です。

鍵盤

37鍵と61鍵ではキーボード・パフォーマンスとしては全然違います。

FM音源の特徴であるエレクトリック・ピアノ、オルガンが弾ける鍵盤数の多いopsixシリーズは、メーカーとして是が非でも出したかったと思います。

そのため、opsix SE(Platinum)が発売された。

音の楽しさを感じながら奏でるソロやちょっとしたバッキングをする、マスターMIDIキーボードを持っていて、そこからMIDI経由で音を出したい方はopsixでも可能でしょうが、opsixの37鍵では左手でベース、右手でコード&メロディは難があります。

opsix SEのナチュラル・タッチ鍵盤とopsixの鍵盤の違いについては、キーボード・プレーヤーにどれだけ心地よさを与えてくれるかは、KAMINは弾いてみていないのでわかりませんし鍵盤が弾けないのでその心地よさも私では評価できないです。

キーボード・パフォーマンスを駆使してライブ活動を行うのであれば、鍵盤数の多さでピアノ、エレクトリック・ピアノ、オルガン等のパフォーマンスができるopsix SE(Platinum)を選択するほうがメリットがあります。

同時発音数

opsixが32音、opsix SEが80音。

opsix SEの鍵盤が61鍵なのにそれ以上の同時発音数。

UNISON等で同時発音数が下がることがありますので、この同時発音数なのか...

それともDTM等の自動演奏時に不足がないようにしたのか...

これにUNISON VOICESを4にして20音だったとしても同時に鳴らしていることがどれだけあるだろうか...

opsix SEで不足は感じなくなりますね。

opsixでもUNISON VOICESを多く設定するプログラムはソロ用かSEあたりなので十分かと思います。

次世代機ではmicroKORG XL+でいうマルチ・ティンバーでもするのかなぁ。

opsixのFM音源はアルゴリズムで幾つかの音の要素を組み立てることができますので、ある意味マルチ・ティンバーなんですよ。

今後、複数のプログラムをSPLITでキー・アサインしたりすることを考えているのかなぁ。

アフター・タッチ

これはopsix Version 2.0でプログラムがアフター・タッチの設定が増えていました。

けれど、opsixの鍵盤はアフター・タッチの機能がなかったので、次世代機ではキーボードが変更するだろうと想像していました。

これはライブ・パフォーマンスで威力を発揮しますので、鍵盤数を61鍵に増やしたopsix SEでは

持ち運びするか?(大きさ、重さ)

購入で一番考える必要があるのは「持ち運びするか?」です。

8.6kgとシンセサイザーとしては重い方だと思います。

そしてopsix SEはハード・ケース付き。

ハード・ケースは結構重いが安心して移動できます。

ソフト・ケースだと重ねて置くには不安がありますから。

このクラスになると移動手段が車になってくると思いますからハード・ケースを付属にしているのだと思います。

大きさも61鍵ですからそれなりに置き場所を考える必要があります。

畳半畳が90cm。

キーボード・スタンドとか専用の台が欲しくなります。

金属製のノブ

これは欲しいっ!

opsixにも付けられるのなら単品で購入したい(笑)

だって操作する時に触れる部分は重要ですよ。

でもイメージを確認すると、ギザギザではないんだね...

opsix SE(Platinum)の魅力は...

ピアノやオルガン、エレクトリック・ピアノにクラビネット...

こういったキーボードのパフォーマンスを実現するには37鍵のopsixでは難しい。

そしてアフター・タッチ鍵盤で音の変化を楽しんでほしいとメーカー側はユーザーに提供したんだと思います。

ピアノが弾けても、鍵盤を押した後にもう一押しすることで音が変化するパフォーマンスはしていないわけで、シンセサイザーの使い手として1ステップ踏む必要があるのですが、それによってサウンドのキャラクターは格段に上がります。

そこをユーザーにもう一度アフター・タッチ鍵盤の魅力を見直してほしいのだと思います。

そのためにopsix Version2.0でプログラムもopsixがアフター・タッチ鍵盤でないにも関わらず、アフター・タッチの効果を付けてブラッシュ・アップしていましたから。

私はアフター・タッチ機能のないopsixでバーチャル・パッチのパラメーターを操作してピッチ・ホイールに割り当てて確認しました。

プログラムによって細やかなタッチによるニュアンス的な音の変化から相当エグイ音の変化をするプログラムにブラッシュ・アップされていると感じています。

KORGはバーチャル・パッチで内蔵エフェクターも含めてほとんどのパラメーターをコントロールできる。

もちろんアフター・タッチに割り当てて操作できる。

キーボード・プレーヤーへ改めてアフター・タッチによるシンセサイザーの音の変化の魅力を楽しんでもらいたいというメーカー側の想いですね。

キーボードが弾ける方にとってはモジュレーション・ホイールやピッチ・ホイールを動作させるのとは違った効果が得られる。

弾いた時だけになるのでベロシティの効果の後、もうひとひねりできる。

この点に納得できる方は店頭で試奏して「弾いた鍵盤をもう一つ押し込む」ことを行ってみてください。

アフター・タッチ機能にこだわった「使える」プログラムをプリセットとして搭載している機種は少ないです。

FM音源はサンプリング音源では味わえない魅力があり、新たな発見に遭遇すると思います。

「opsixとopsix SEはなんでこんなに価格の差があるの?」と思う方がいらっしゃると思います。

価格の差は鍵盤だけでなく、鍵盤を使ったアフター・タッチ機能を存分に味わえるようにブラッシュ・アップしたプログラムにもあります。

今まで書いてきた内容に魅力を感じた方は、opsix SE(Platinum)は他の機種と違ったパフォーマンスを得られる製品だと思います。

まとめ

今回は2023年6月に発売された「opsix SE(Platinum)」について、opsixの違いを説明しました。

同時発音数が32音と80音と違いますが、音作りをする上でのパラメーターは基本的な違いはなし。

けれど、ハードはコントローラーが1つ違うだけで、できるパフォーマンスが違ってくる。

これでYAMAHA DX-7の呪縛から解き放たれるかな。

opsixの機能はDX-7の比ではないポテンシャルがあります。

「DX-7には4つのレートと4つのレベルがあったのに...」とか言っている場合じゃないです。

鍵盤を押してから2段階の音の変化ができるところがDX-7にはあるのですが、感覚的にはレベルとレート(速度)で操作するのは難しい面があります。

音作りを楽しんでいるとopsixのEGはADSR以外に追加されたCURVEの方が「痒いところに手が届く機能だな」と感じます。

opsixはオペレータ1つ1つに自己フィードバック機能が付いているので1つのオペレーターでも音の変化を楽しめます。

MODE機能によりオペレーターごとにフィルターが付いていたり、エフェクトを付けることもできる。

また、opsixのバーチャル・パッチ等の機能を使っていろんなパラメーターをコントロールできる楽しさは変えがたい魅力の1つです。

その他、FM音源のユーザーだった方は、もう一度学ばないといけないぐらいたくさんの機能が詰め込まれています。

昔、自分自身でシンセサイザーの音作りをしていた人も、opsixを楽しく音作りするにはそれなりの知識が必要です。

機能ごとに音の変化が違うため、新たな機能を使わない手はないですよ。

私はopsixとopsix nativeを同時購入して音作りを楽しんでいますが、キーボードが弾けません(笑)

キーボードが弾けるのであれば私もopsix SE(Platinum)が欲しい。

できればopsix SE Platinum!

シルバー、カッコよいよね!!

では。

新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザーopsixシリーズ。
このシンセサイザーでしか味わえない魅力が満載です。

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