みなさん、こんにちは。
「カムカム・シンセサイザー」のKAMINです。
今回は「KORG opsixのエフェクター: EARLY REFLECTIONN」と題して、機能の説明と実験をします。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このブログでは、その魅力を細かく音と画像で詳しく説明していきます。
EFFECT: EARLY REFLECTION
opsixの取扱説明書では、以下のように書いてあります。
残響音をシミュレートするリバーブから初期反射音のみを取り出したエフェクト
opsix 取扱説明書 より
で、音に臨場感や存在感を与える効果があります。TYPEパラメーターで、反射音
の減衰のカーブを選択できます。
パラメーターの説明
初期設定値
opsix | Knob | Full Name | Range | 初期設定値 |
LEVEL | B | Reverb Level | 0~100 | 30 |
TYPE | C | Type | Sharp, Loose, Modulated, Reverse | Sharp |
TIME | E | Reverb Time | 10 [msec] ~ 1.600 [sec] | 300ms |
HEQ | F | High EQ Gain | -15.0~+15.0 [dB] | 0.0dB |
opsix、opsix nativeの画面
実験: EFFECT: EARLY REFLECTION
TYPEパラメーターを変化させて、音の違いを確認します。
設定値
測定方法
- エフェクターの測定時の初期データの設定
- EGは2番[DECAY=500ms]の設定
- アルペジエーターはON
- Program Levelを-6.0dB → -3.0dBに変更
- EFFECTページでFX1に下記の値に設定
opsix | Knob | Full Name | 設定値 |
LEVEL | B | Reverb Level | 50 |
TYPE | C | Type | Sharp → Loose → Modulated → Reverse |
TIME | E | Reverb Time | 300ms |
HEQ | F | High EQ Gain | 0.0dB |
- ENABLE(Dノブ)をOFF
- A3=220Hzを弾く
- 3回目の前にENABLE(Dノブ)をON
- 2回鳴らすごとにTypeをCノブで切り替える
Sharp → Loose → Modulated → Reverse
音データ
KAMIN
リバーブと違って音の周りを埋める残響のような効果です。
HIGH DUMPをうまく使って音になじませると面白いと思います。
まとめ
今回は「KORG opsixのエフェクター: EARLY REFLECTION」と題して、機能の説明と実験をしました。
リバーブ系エフェクトではおなじみですね。
音の初期反射音が気持ち良い響きを作ってくれると、音が輝きますよ。
リバーブと馴染ませて使いたいです。
この記事を読んだ方がシンセサイザーに興味を持っていただけたら幸いです。
次回は「KORG opsixのエフェクター: REVERB」と題して、機能の説明と実験をします。
では。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このシンセサイザーでしか味わえない魅力が満載です。
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