みなさん、こんにちは。
「カムカム・シンセサイザー」のKAMINです。
今回は「KORG opsixのエフェクター: AUTO WAH」と題して、機能の説明と実験をします。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このブログでは、その魅力を細かく音と画像で詳しく説明していきます。
EFFECT: TYPE: A.WAH
入力信号の大きさによってワウ効果を変化させるエフェクトです。
パラメーターの説明
初期設定値
opsix | Knob | Full Name | Range | 初期設定値 |
MIX | B | Dry:Wet Mix | 0~100 | 100 |
SENS | C | Envelope Sens | 0.0~100.0 [%] | 100.0% |
SHAPE | E | Envelope Shape | -100~+100 [%] | 0% |
RESO | F | Resonance | 0~100 [%] | 70% |
opsix、opsix nativeの画面
EFFECT: TYPE: AUTO WAH: ENVELOPE SHAPE
Envelope Shapeパラメーターの値の変化により音がどのように変化するのか、確認しました。
設定値
測定方法
- エフェクターの測定時の初期データの設定(EGは1番の設定。アルペジエーターはON)
- EFFECTページでFX1に下記の値に設定
opsix | Knob | Full Name | 初期設定値 |
MIX | B | Dry:Wet Mix | 100 |
SENS | C | Envelope Sens | 100.0% |
SHAPE | E | Envelope Shape | 0% → +100% → 0% → -100% → 0% |
RESO | F | Resonance | 80% |
- ENABLE(Dノブ)をOFF
- A3=220Hzを弾く
- 3回目の音の前でENABLE(Dノブ)をON
- Envelope Shapeを「0% → +100% → 0% → -100% → 0%」とEノブで変化させる
音データ
KAMIN
変化する帯域の幅が変わるようです。
EFFECT: TYPE: AUTO WAH: RESONANCE
Resonanceパラメーターの値の変化により音がどのように変化するのか、確認しました。
設定値
測定方法
- エフェクターの測定時の初期データの設定(EGは1番の設定。アルペジエーターはON)
- EFFECTページでFX1に下記の値に設定
opsix | Knob | Full Name | 初期設定値 |
MIX | B | Dry:Wet Mix | 100 |
SENS | C | Envelope Sens | 100.0% |
SHAPE | E | Envelope Shape | 0% |
RESO | F | Resonance | 0% → 100% |
- ENABLE(Dノブ)をOFF
- A3=220Hzを弾く
- 3回目の音の前でENABLE(Dノブ)をON
- Resonanceの値を「0% → 100%」とFノブで変化させる
KAMIN
最後、発振してしまうので、パラメーター値を絞っています。
音データ
KAMIN
音によって心地よいポイントを見つけて使いたくなります。
まとめ
今回は「KORG opsixのエフェクター: AUTO WAH」と題して、機能の説明と実験をしました。
キャラクターで勝負するオート・ワウのエフェクトとは違い、自分でポイントを探すことが大事ですね。
この記事を読んだ方がシンセサイザーに興味を持っていただけたら幸いです。
次回は「KORG opsixのエフェクター: EXCITER」と題して、機能の説明と実験をします。
では。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このシンセサイザーでしか味わえない魅力が満載です。
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