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KORG opsixの機能: FILTER MOD: KEY TRACK

シンセサイザー opsixの機能: FILTER MOD: KEY TRACK
この記事は約4分で読めます。

みなさん、こんにちは。
「カムカム・シンセサイザー」のKAMINです。

今回は「KORG opsixの機能: FILTER MOD: KEY TRACK」と題して、フィルターのキー・トラックの設定による音の変化を確認します。

KAMIN
KAMIN

FLTR MOD: LFO2に関しては、「シンセサイザー KORG opsix: FILTER: TYPEによる音の変化の実験」で使用しましたので、割愛します。

新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このブログでは、その魅力を細かく音と画像で詳しく説明していきます。

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実験: FLTR MOD: LOW

まず、FLTR MOD: LOWパラメーターの値を変化させて、音の変化を確認します。
FLTR: CENTER=A4としているため、実験で弾いているキーはA3で1オクターブ低い位置になります。

設定値

algorithm filter-test-2-alg
opsix filter-ktrk-test-1

opsix nativeの画面

filter-ktrk-test-1nfilter-ktrk-test-1n1

測定方法

  1. 上記の値を設定
  2. FILTER、ページで以下の値を設定
opsixKnobFull Name設定値
TYPEAFilter TypeLPF12
CUTOFFBCutoff800.0Hz
EG2CEG2 Int0.00
ENABLEDEnableOn
RESOEResonance50.00%
DETUNEFCTRLOff
opsixKnobFull Name設定値
LOWAKeyTrk Low Slope0.00→inf.→0.00→-inf.→0.00
HIGHBKeyTrk High Slope0.00
LFO2CLFO2 Int0.00
CENTERDKeyTrk Center KeyA4
CTRLFLFO2 Ctrl SrcOff
  1. アルペジエーターをONにして、A3=220Hzを弾きながら、LOWの値を0.00→inf.→0.00→-inf.→0.00に変化させる

音データ

KAMIN
KAMIN

LOWの値を変化させると、CUTOFFの値が変化して音が変化します。

実験: FLTR MOD: HIGH

今度は、FLTR MOD: HIGHパラメーターの値を変化させて、音の変化を確認します。

FLTR: CENTER=A2としているため、実験で弾いているキーはA3で1オクターブ高い位置になります。

設定値

algorithm filter-test-3-alg
opsix filter-ktrk-test-2

opsix nativeの画面

filter-ktrk-test-2nfilter-ktrk-test-2n1

測定方法

  1. 上記の値を設定
  2. FILTER、ページで以下の値を設定
opsixKnobFull Name設定値
TYPEAFilter TypeLPF12
CUTOFFBCutoff800.0Hz
EG2CEG2 Int0.00
ENABLEDEnableOn
RESOEResonance50.00%
DETUNEFCTRLOff
opsixKnobFull Name設定値
LOWAKeyTrk Low Slope0.00
HIGHBKeyTrk High Slope0.00→inf.→0.00→-inf.→0.00
LFO2CLFO2 Int0.00
CENTERDKeyTrk Center KeyA2
CTRLFLFO2 Ctrl SrcOff
  1. アルペジエーターをONにして、A3=220Hzを弾きながら、HIGHの値を0.00→inf.→0.00→-inf.→0.00に変化させる

音データ

KAMIN
KAMIN

HIGHの値を変化させると、CUTOFFの値が変化して音が変化します。

KAMIN
KAMIN

LOWの実験とHIGHの実験、どちらも同じ音の変化となりました。

理由は弾く鍵盤の位置は変えずに、CENTERとの距離を同じにしてLOW、HIGHのパラメーターを変化させているためです。

まとめ

今回は「KORG opsixの機能: FILTER MOD: KEY TRACK」と題して、フィルターのキー・トラックの設定による音の変化を確認しました。

実験方法がわかりにくかったかな?

KEY TRACKは鍵盤の位置で効果がなくなっては困る時に威力を発揮します。

この記事を読んだ方がシンセサイザーに興味を持っていただけたら幸いです。

次回は「KORG opsixの機能: EFFECTページ・グループ」と題して、エフェクト機能の説明をします。

では。

新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザーopsixとopsix native。
このシンセサイザーでしか味わえない魅力が満載です。

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