みなさん、こんにちは。
「カムカム・シンセサイザー」のKAMINです。
今回は「KORG opsixの機能: L MODページ」と題して、機能説明と実験をします。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このブログでは、その魅力を細かく音と画像で詳しく説明していきます。
L MODページ
各オペレーターのレベルをモジュレーションするパラメーター・ページです。
初期設定値
opsix | Knob | Full Name | Range | 初期設定値 |
LFO1 | B | LFO1 Int | -100~+100 [%] | 0% |
VEL | C | Velocity Sens | 0~100 [%] | 0% |
CTRL | F | LFO1 Ctrl Src | *「 Control Source List」 | OFF |
opsixの画面
opsix nativeの画面
L MOD: LFO1(LFO1 INT)
LFO1によるオペレーターの出力レベルへの効果を設定します。
INTは「INTENSITY(強度)」の略です。
実験: L MOD: LFO1(LFO1 INT)
ではLFO1 INTを設定して、その効果を確認します。
設定値
opsix nativeの画面
測定方法
- 上記の値を設定
- L MODページで以下の値を設定
opsix | Knob | Full Name | 設定値 |
LFO1 | B | LFO1 Int | 50% |
VEL | C | Velocity Sens | 0% |
CTRL | F | LFO1 Ctrl Src | OFF |
- A3=220Hzを弾く
音データ
L MOD: VEL(VELOCITY SENS)
VELOCITYによるオペレーターの出力レベルへの効果を設定します。
実験: L MOD: VEL(VELOCITY SENS)
ではベロシティを設定して、鍵盤を弾く強さを変化させてみます。
設定値
opsix nativeの画面
測定方法
- 上記の値を設定
- L MODページで以下の値を設定
opsix | Knob | Full Name | 設定値 |
LFO1 | B | LFO1 Int | 0% |
VEL | C | Velocity Sens | 50% |
CTRL | F | LFO1 Ctrl Src | OFF |
- A3=220Hzを徐々に強く弾く
音データ
振幅データ
L MOD: CTRL(LFO1 CIONTROL SOURCE)
LFO1 INTで設定した値をコントロールさせるコントローラーを設定します。
コントローラーを最大値にした時、LFO1 INTの設定値となります。
設定できるコントローラーは「CONTROL SOURCE LIST」を参照ください。
まとめ
今回は「KORG opsixの機能: L MODページ」と題して、機能説明と実験をしました。
LFO1とベロシティに関して、あらかじめパラメーターがあるのは使用頻度が高いということです。
opsixの場合、バーチャル・パッチを使えば他のコントローラーからもオペレーターのレベルへの変化を設定できます。
この記事を読んだ方がシンセサイザーに興味を持っていただけたら幸いです。
次回は「KORG opsixの機能: MODページ・グループ」と題して、その機能について説明します。
では。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このシンセサイザーでしか味わえない魅力が満載です。
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