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KORG opsixの機能: MOD: LFO: WAVE

シンセサイザー opsixの機能: MOD: LFO: WAVE
この記事は約6分で読めます。

みなさん、こんにちは。
「カムカム・シンセサイザー」のKAMINです。

今回は「KORG opsixの機能: MOD: LFO: WAVE」と題して、パラメーターの説明と実験をします。

新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このブログでは、その魅力を細かく音と画像で詳しく説明していきます。

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MOD: LFO: WAVE

LFO: WAVEは以下の種類から選択します。

DisplayFull Name
TRITriangle
SAW DOWNSaw Down
SAW UPSaw Up
SQRSquare
SINSine
S/HSample&Hold
GTRGuitar
X.TRIExp. Triangle
X.SAW DOWNExp. Saw Down
X.SAW UPExp. Saw Up
TRI4Step4 Triangle
TRI6Step6 Triangle
SAW4 DOWNStep4 Saw Down
SAW6 DOWNStep6 Saw Down
S.RND TIMEStepRnd: Time
S.RND LVTIMEStepRnd: Lvl&Time
RND LEVELRandom: Level
RND TIMERandom:Time
RND LVTIMERandom:Lvl&Time
TRI+Triangle +
SAW DOWN+Saw Down +
SAW UP+Saw Up +
SQR+Square +
opsix 取扱説明書 より
opsix native mod-lfo-shape
KAMIN
KAMIN

たくさんありますね。

実験方法: MOD: LFO: WAVE

LFOでPITCHを変化させることで、WAVEによる音の変化の違いを確認します。

設定値

実験するWAVEによるSPEED値の違い

SPEED=1.60Hz
  • TRI4  Step4 Triangle
  • TRI6  Step6 Triangle
  • SAW4 DOWN  Step4 Saw Down
  • SAW6 DOWN  Step6 Saw Down
SPEED=6.00Hz
  • その他のWAVE
algorithm mod11-lfo-wave-alg
opsix mod11-lfo-wave-1
opsix mod11-lfo-wave-2
opsix mod11-lfo-wave-3
mod11-lfo-wave-1n
mod11-lfo-wave-1n1
mod11-lfo-wave-2n
mod11-lfo-wave-2n-1
mod11-lfo-wave-3nmod11-lfo-wave-3n1

測定方法

  1. 上記の値を設定
  2. LFO1 OPページで以下の値を設定
opsixKnobFull Name設定値
WAVEAWaveTRI→
SPEEDBSpeed6.00Hz or 1.60Hz
KSYNCCKey SyncCMN
PHASEDPhase0deg
TEMPOETempo SyncOff
FADEFFade0ms
  1. WAVEを選択した後にアルペジエーターをONにして、A3=220Hzを弾く

実験: MOD: LFO: WAVE

それでは、LFOでPITCHを変化させることで、WAVEによる音の変化の違いを確認します。

KAMIN
KAMIN

実験方法については、「シンセサイザー KORG opsix: MOD: LFO: WAVEの説明と実験方法」を参照ください。

LFO: WAVE: TRI(Triangle)

音データ

KAMIN
KAMIN

よく使われる波形です。

LFO: WAVE: SAW DOWN

音データ

KAMIN
KAMIN

こちらもよくつかわれる波形です。

LFO: WAVE: SAW UP

音データ

KAMIN
KAMIN

SAW UPがあるとSAW DOWNと印象が変わって、面白いですね。

LFO: WAVE: SQR(Square)

音データ

KAMIN
KAMIN

キャッチホンみたいな音。

こちらもよく使います。

LFO: WAVE: SIN(Sine)

音データ

KAMIN
KAMIN

TRIANGLEと少し違う。

こちらもよく使います。

LFO: WAVE: S/H(Sample&Hold)

音データ

KAMIN
KAMIN

シンセサイザーでよく知られる効果です。

LFO: GTR(Guitar)

音データ

KAMIN
KAMIN

耳なじみのない波形。

チョーキングとかに使えそうだから「GUITAR」なのかな?

LFO: WAVE: X.TRI(Exp. Triangle)

音データ

KAMIN
KAMIN

波形の名前に「X.」が付くものはカーブが違うようです。

TRIANGLEを使っているプログラムをこれに変えてみると違った印象になるかもしれないですね。

LFO: WAVE: X.SAW DOWN(Exp. Saw Down)

音データ

LFO: WAVE: X.SAW UP(Exp. Saw Up)

音データ

■1.60Hz

LFO: WAVE: TRI4(Step4 Triangle)

音データ

KAMIN
KAMIN

「STEP~」の名前の波形は段階的に変化がある波形です。

この効果が欲しい時に音作りが楽になりますね。

LFO: WAVE: TRI6(Step6 Triangle)

音データ

LFO: WAVE: SAW4 DOWN(Step4 Saw Down)

音データ

LFO: WAVE: SAW6 DOWN(Step6 Saw Down)

音データ

■6.00Hz

LFO: WAVE: S.RND TIME(StepRnd: Time)

音データ

KAMIN
KAMIN

ステップ・ランダムな波形のうち、タイミングがランダムな波形です。

LFO: WAVE: S.RND LVTIME(StepRnd: Lvl&Time)

音データ

KAMIN
KAMIN

ステップ・ランダムな波形のうち、レベルとタイミングがランダムな波形です。

LFO: WAVE: RND LEVEL(Random: Level)

音データ

KAMIN
KAMIN

ランダムな波形のうち、レベルがランダムな波形です。

LFO: WAVE: RND TIME(Random:Time)

音データ

KAMIN
KAMIN

ランダムな波形のうち、タイミングがランダムな波形です。

LFO: WAVE: RND LVTIME(Random:Lvl&Time)

音データ

KAMIN
KAMIN

ランダムな波形のうち、レベルとタイミングがランダムな波形です。

LFO: WAVE: TRI+(Triangle +)

音データ

KAMIN
KAMIN

「+」が名前に付いている波形は、周期がプラス側だけの波形です。

LFO: WAVE: SAW DOWN+(Saw Down +)

音データ

LFO: WAVE: SAW UP+(Saw Up +)

音データ

LFO: WAVE: SQR+(Square +)

音データ

まとめ

今回は「KORG opsixの機能: MOD: LFO: WAVE」と題して、パラメーターの説明と実験をしました。

LFOの波形で随分印象が変わります。

これをバーチャル・パッチでいろんなパラメーターに割り当てて使える。

opsixの音作りの可能性が広がります。

この記事を読んだ方がシンセサイザーに興味を持っていただけたら幸いです。

さて、次回は「KORG opsixの機能: MOD: LFO: SPEED」と題してパラメーターの説明と実験をします。

では。

新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザーopsixとopsix native。
このシンセサイザーでしか味わえない魅力が満載です。

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