※このページではアフィリエイト広告を利用しています。

KORG opsixの機能: MODE: EFFECT: DECIMATOR

シンセサイザー opsixの機能: MODE: EFFECT: DECIMATOR
この記事は約5分で読めます。

みなさん、こんにちは。
「カムカム・シンセサイザー」のKAMINです。

今回は「KORG opsixの機能: MODE: EFFECT: DECIMATOR」と題して、機能説明と実験をします。

新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このブログでは、その魅力を細かく音と画像で詳しく説明していきます。

サウンドハウスからのKORG opsix mk IIのご購入はこちらから!

MODE: EFFECT: DECIMATOR

波形のサンプリング周波数とビット数を変化させて、チープなサウンドを表現するエフェクトです。

デジタルならではのエフェクトですね。

初期設定値

opsixKnobopsix nativeFull NameRange初期設定値
OSC MIXCMixOSC Mix Level0~100 [%]50%
FREQECutoffFrequency2.00~256.008.00
BITFBitBit2.00~24.0024.00
opsix 取扱説明書 より
opsix DECIMATORページ

実験: MODE: EFFECT: DECIMATOR

では、パラメーターごとに実験してみましょう。

DEC: FREQ(FREQUENCY)

サンプリング周波数を調節します。

この値を小さくするとざらざらした音になっていきます。

シンセサイザーPPGのような昔のサンプラーの独特な味わいも出てきます。

KAMIN
KAMIN

このエフェクトを使うと昔のサンプラーの音源がいかにチープだったのかがわかります。

味わいがあって好きですけれど(笑)

実験: DEC: FREQ

FREQパラメーターの値を変化させます。

設定値

algorithm opef14-dec-test1-alg
opsix opef14-dec-test1

測定方法

  1. 上記の値を設定
  2. MODE: EFFECTページで以下の値を設定
opsixKnobopsix nativeFull Name設定値
FXBEffect TypeEffect TypeDEC
OSC MIXCMixOSC Mix Level100%
FREQECutoffFrequency2.00~256.00
BITFBitBit24.00
  1. FREQの値を設定して、A3=220Hzを弾く

FREQ=256.00

音データ

波形

opsix op-eff11-dec-frq256-bit24-osc

周波数スペクトル

opsix op-eff11-dec-frq256-bit24-sp

FREQ=24.00

音データ

波形

opsix op-eff14-dec-frq24-bit24-osc

周波数スペクトル

opsix op-eff14-dec-frq24-bit24-sp

FREQ=8.00

音データ

波形

opsix op-eff13-dec-frq8-bit24-osc

周波数スペクトル

opsix op-eff13-dec-frq8-bit24-sp

FREQ=2.00

音データ

波形

opsix op-eff12-dec-frq2-bit24-osc
KAMIN
KAMIN

デジタルノイズのある矩形波になっちゃいました。

周波数スペクトル

opsix op-eff12-dec-frq2-bit24-sp

FREQ=2.00→256.00

最後に手動でFREQの値を2.00→256.00に変化させて、音の変化を確認してみましょう。

DEC: BIT

ビット長を調整します。

実験:FX: DEC: BIT

BITパラメーターの値を変化させます。

設定値

algorithm opef15-dec-test2-alg
opsix opef15-dec-test2

測定方法

  1. 上記の値を設定
  2. MODE: EFFECTページで以下の値を設定
opsixKnobopsix nativeFull Name設定値
FXBEffect TypeEffect TypeDEC
OSC MIXCMixOSC Mix Level100%
FREQECutoffFrequency256.00
BITFBitBit2.0024.00
  1. BITの値を設定して、A3=220Hzを弾く

BIT=2.00

音データ

KAMIN
KAMIN

FREQとは違った音の変化があらわれます。

波形を見ると横軸側に変化があらわれますね。

FREQ=256、BIT=2

opsix op-eff15-dec-frq256-bit2-osc

周波数スペクトル

opsix op-eff15-dec-frq256-bit2-sp

BIT=4.00

音データ(op effect27-dec-freq256-bit4)

波形

opsix op-eff16-dec-frq256-bit4-osc

周波数スペクトル

opsix op-eff16-dec-frq256-bit4-sp

BIT=8.00

音データ

KAMIN
KAMIN

この辺になると、効果がだんだんわからなくなる。

元の波形がサイン波だからかな

波形

opsix op-eff17-dec-frq256-bit8-osc

周波数スペクトル

opsix op-eff17-dec-frq256-bit8-sp

まとめ

今回は「KORG opsixの機能: MODE: EFFECT: DECIMATOR」と題して、機能説明と実験をしました。

1990年代のWaldolfのmicro waveを所有していましたが、あの頃の波形もDECIMATORで雰囲気を味わえるかな。

ウェーブ・テーブルの変化はどうやれば良いんだろう...バーチャル・パッチでできるかなぁ...とか、想像が膨らみます(笑)

この記事を読んだ方がシンセサイザーに興味を持っていただけたら幸いです。

次回は「KORG opsixのプリセット分析: 033 Folk Piano」と題して、MODE: EFFECTにDACIMATORを使用したプリセット・プログラム「033 Folk Piano」のパラメーターを分析します。

では。

新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザーopsixとopsix native。
このシンセサイザーでしか味わえない魅力が満載です。

サウンドハウスからのKORG opsix mk IIのご購入はこちらから! イケベ楽器店からのKORG opsix mk IIのご購入はこちら!

コメント

タイトルとURLをコピーしました