みなさん、こんにちは。
「カムカム・シンセサイザー」のKAMINです。
今回は「KORG opsixの機能: MODE: FILTER: REZONANCE」と題して、パラメーターの機能の説明と実験をします。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このブログでは、その魅力を細かく音と画像で詳しく説明していきます。
MODE: FILTER: RESO(Resonance)
カットオフ周波数の周辺の周波数を強調します。
実験: MODE: FILTER: RESO(Resonance)
さて、ここまできましたらRESONANCEもかけてみましょう。
設定値
測定方法
- 「実験: MODE: FILTER」の値と上記の「実験: MODE: FILTER: CUTOFF」を設定
- MODE: FILTERページでTYPEの値を設定
opsix | Knob | Full Name | 初期設定値 |
MODE | A | Operator Mode | FLTR |
TYPE | B | Filter Type | LPF → |
OSC MIX | C | OSC Mix Level | 100% |
WAVE | D | Wave | SAW |
CUTOFF | E | Cutoff | +15.0semi |
RESO | F | Resonance | 0% |
- アルペジエーターをONにしてA3=220Hzを弾きながら、RESOを0→100%に変化させて、音を確認する
TYPE: LPF
音データ
TYPE: HPF
音データ
TYPE: BPF
音データ
TYPE: BRF
音データ
TYPE: MG LPF12
音データ
急に発振します。ご注意ください。
TYPE: MG LPF24
音データ
急に発振します。ご注意ください。
TYPE: MG HPF12
音データ
急に発振します。ご注意ください。
TYPE: MG HPF24
音データ
急に発振します。ご注意ください。
TYPE: MG BPF6
音データ
急に発振します。ご注意ください。
TYPE: : MG BPF12
音データ
急に発振します。ご注意ください。
TYPE: MS-20 LPF
音データ
急に発振します。ご注意ください。
TYPE: MS-20 HPF
音データ
急に発振します。ご注意ください。
まとめ
今回は「KORG opsixの機能: MODE: FILTER: RESONANCEの説明と実験」と題して説明しました。
レゾナンスまで操作するとアナログ・シンセサイザーのようですね。
これでオペレーター1つで作っているわけですから、6つあるとなると、、、楽しみですね。
オペレーターを2段にして「モジュレーターに使ったらどうなる?」とか、「モジュレーター側をFILTERにしたらどうなる?」とか、上げてしまうときりがないので、ここまでとします。
「発振したから良いシンセ」とか「急な変化がするから良いシンセ」ではありません。
作りたい音に思い描けるかどうかですから。
また、フィルターのタイプによってレベルの違いが発生していますが、あとでレベルのバランスを調整すれば良いので、ここでは気にしないでください。
少なくとも「立ち上がりの良い波形であるopsixはアナログ・シンセサイザーとは違った魅力があり、アナログ・シンセサイザーのような音作りが可能」ということはご理解いただけたのではないでしょうか?
この記事を読んだ方がシンセサイザーに興味を持っていただけたら幸いです。
次回は「KORG opsixのプリセット分析: 324 [TMP] Reso Noise」と題して、MODE: FILTERを使用したプリセット・プログラム「324 [TMP] Reso Noise」のパラメーターを分析します。
では。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このシンセサイザーでしか味わえない魅力が満載です。
コメント