みなさん、こんにちは。
「カムカム・シンセサイザー」のKAMINです。
今回は「KORG opsixの機能: P MOD: LFO1」と題して、パラメーターの説明と実験をします。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このブログでは、その魅力を細かく音と画像で詳しく説明していきます。
P MOD: LFO1(LFO1 INT)
LFO1(LFO1 INT)は、LFO1に設定した周期的変化をどのくらいの深さにするかを設定するパラメーターです。
設定は半音単位(semi)で設定します。
LFO1 INTの「INT」は「INTENSITY(強度)」を略した言葉です。
実験1:P MOD: LFO1(LFO1 INT)
では、P MOD: LFO1の値を設定して実験してみましょう。
設定値
opsix nativeの画面
測定方法
- 上記の値を設定
- P MODページで以下の値を設定
opsix | Knob | Full Name | 設定値 |
EG1 | A | EG1 Int | 0.00semi |
LFO1 | B | LFO1 Int | +1.00semi |
VEL | C | Velocity Sens | 0% |
CTRL | D | EG1 Ctrl Src | OFF |
CTRL | E | LFO1 Ctrl Src | OFF |
DEST | F | Velocity Mod. Dest. | FINE |
- アルペジエーターをONにして、A3=220Hzを弾く
音データ
P MOD: CTRL(LFO1 CTRL SRC)
LFO1 CTRL SRCの「CTRL」は「CONTROL(操作)」を略した言葉です。
「SRC」は「SOURCE(元)」を略した言葉です。
なので「LFO1 INTで設定した値を操作するもの」と思ってください。
LFO1 INTの変化をコントロールするコントローラーを設定できます。
コントローラーで最大の値にした時が、LFO1 INTの設定値となります。
ここに設定できるコントローラーは[MOD]ホイールやベロシティやNOTE NUMBER、EG/LFO等が設定できます。
設定できるコントローラーはコントロール・ソース(CONTROL SOURCE)と呼びます。
CONTROL SOURCE LISTはこちらを参照ください。
このパラメーターでの実験は割愛します。
まとめ
今回は「KORG opsixの機能: P MOD: LFO1」と題して、パラメーターの説明と実験をしました。
要点は、
- LFO1 INTはLFO1であらかじめ設定した周期的変化をどのくらいのピッチ幅で変化させるかを設定します。
- その値をコントローラーで操作するのであれば、LFO1 CTRL SRCに設定する。
- 設定したコントローラーで最大にした時、LFO1 INTの値になる。
となります。
この記事を読んだ方がシンセサイザーに興味を持っていただけたら幸いです。
次回は「KORG opsixの機能: P MOD: VELOCITY」と題して、パラメーターの説明と実験をします。
では。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このシンセサイザーでしか味わえない魅力が満載です。
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