※このページではアフィリエイト広告を利用しています。

KORG opsixの機能: V.PATCHページ・グループ

シンセサイザー opsixの機能: V.PATCHページ・グループ
この記事は約5分で読めます。

みなさん、こんにちは。
「カムカム・シンセサイザー」のKAMINです。

今回は「KORG opsixの機能: V.PATCHページ・グループ」と題して、機能説明と実験をします。

新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このブログでは、その魅力を細かく音と画像で詳しく説明していきます。

サウンドハウスからのKORG opsix mk IIのご購入はこちらから!

V.PATCHページ・グループ

KORGの得意なバーチャル・パッチのページ・グループです。

12の設定が可能で、各ページとして構成されています。

V.PATCH(VIRTUAL PATCH)ページ

VIRTUAL PATCHページは、コントロールする側であるSRC(SOURSE)、コントロールされる側のDEST(DESTINATION)の選択と、変化量のINT(INTENSITY)、コントローラーを選択するパラメーターで構成されています。

SRC(SOURSE)とDEST(DESTINATION)の選択は2段階で選択するようになっています。

  • SOURCE:SOURCE SCOPEとSOURCE
  • DESTINATION:DESTINATION SCOPEとDESTINATION

詳細は、opsix 取扱説明書の「Virtual Patch Source List」、「Virtual Patch Destination List」をご確認ください。

KAMIN
KAMIN

このブログでも「Virtual Patch Source List」、「Virtual Patch Destination List」を掲載しました。

KORG opsix: VIRTUAL PATCH SOURCE LIST

KORG opsix: VIRTUAL PATCH DESTINATION LIST

INT(INTENSITY)は、DEST(DESTINATION)に与える変化量を設定します。

これはパラメーターの選択によって値が変わってきます。

CTRL(MODULATION CONTROL SOURCE)は、INT(INTENSITY)に設定した値を制御するコントローラーを設定します。

設定すると、コントローラーを最大値にした場合にINT(INTENSITY)に設定した値が変化するようになります。

INITの初期設定値

opsixKnobFull NameRange初期設定値
SRCASource Scope「Virtual Patch Source List」Off
SRCDSource   〃
INTBMod IntDestinationにより異なる0
CTRLEMod Ctrl Src「Control Source List」Off
DESTCDest Scope「Virtual Patch Destination List」Off
DESTFDestination   〃
opsix 取扱説明書より引用
opsix VIRTUAL PATCHページ
opsix native init-v-patch-n

注意: opsix nativeでのVIRTUAL PATCHへの設定表示

バーチャル・パッチでDESTパラメーターにエフェクトのパラメーターを設定する時、opsix nativeにはパラメーター名が表示されません。

確認するにはopsix 取扱説明書のパラメーター・ガイドとなります。

ご注意ください。

opsixの画面(例:CHORUS選択時)

DEST(Destination)の選択時に、どのエフェクトが選択されているか認識してパラメーター名を表示しますので、わかりやすい。

opsix vp-fx-parameter

opsix nativeの画面(例:CHORUS選択時)

FX1が何を選択しているかは、エフェクトの画面を見て確認します。

どのパラメーターを操作するかは、opsix 取扱説明書のパラメーター・ガイドから「FXx Param x」が割り当てられたパラメーターがどれかを確認する必要があります。

opsix native vp-fx-parameter-n
KAMIN
KAMIN

opsix nativeの取扱説明書ではなく、opsixの取扱説明書です。

ご注意ください。

実験: V.PATCH

では、V.PATCHのSOURCEにLFO1、DESTINATIONにOP1 FM WIDTHを設定してINTENSITYを変化させてみます。

設定値

algorithm vp-test-alg
opsix vp-test
opsix vp-test-mode-saw
opsix native vp-test-n-vp
opsix native vp-test-n-vp-para
vp-test-n

測定方法

  1. 上記の値を設定
  2. EG1 PITCHページで以下の値を設定
opsixKnobFull Name設定値
SRCASource ScopeEG LFO
SRCDSourceLFO1
INTBMod Int0→99→0→-99→0
CTRLEMod Ctrl SrcOff
DESTCDest ScopeOP1
DESTFDestinationFM WIDTH
  1. A3=220Hzを弾きながら、INTの値を0→99→0→-99→0に変化させる

音データ

まとめ

今回は「KORG opsixの機能: V.PATCHページ・グループ」と題して、機能説明と実験をしました。

microKORG XL+もそうでしたが、opsixの音作りの細かな設定の肝となる機能です。

SOURCE側はもちろんですが、DESTINATION側の変化を与えられるパラメーターは「タイプ」のような選択するパラメーター以外はほとんど設定できます。

内蔵エフェクトのパラメーターも設定できます。

プリセット音では12個全部を設定しているものもいくつかあります。

これがKORGのデジタル・シンセサイザーのバーチャル・パッチの凄いところです。

どのように使うかはプリセットを分析するのが一番理解が速いです。

KAMIN
KAMIN

ブリセット分析は以下のページをご覧ください。

opsix、opsix nativeのプリセット分析

この記事を読んだ方がシンセサイザーに興味を持っていただけたら幸いです。

次回は「KORG opsixの機能: MISCページ・グループ」と題して、機能について説明をします。

では。

新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザーopsixとopsix native。
このシンセサイザーでしか味わえない魅力が満載です。

サウンドハウスからのKORG opsix mk IIのご購入はこちらから! イケベ楽器店からのKORG opsix mk IIのご購入はこちら!

コメント

タイトルとURLをコピーしました