みなさん、こんにちは。
「カムカム・シンセサイザー」のKAMINです。
今回は「KORG opsixの機能: MODE: FM: WAVE: SQUARE HD」と題して、WAVE: SQUARE HDの波形からMODE: FMのパラメーターによる音を変化を確認します。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このブログでは、その魅力を細かく音と画像で詳しく説明していきます。
WAVE: SQR HD(SQUARE HD)
取扱説明書では、「CPUパワーを多く使って、通常のSquareよりも高域の倍音を豊かに含んだ矩形波を生成します。」と書いてあります。
WAVE: SQR(SQUARE)と音がどのように違うのか、確認していきます。
Waveform Listの詳細に関しては、本ブログ内の「シンセサイザー KORG opsix: WAVEFORM LIST」か、KORG 公式サイトにてご確認ください。
実験: WAVE: SQR HD(SQUARE HD)
基本波形とMODE: FMのパラメーターである、FB(FEEDBACK)とWIDTHを変化させて音と波形と周波数スペクトルを確認します。
実験方法の詳細に関しては、「シンセサイザー KORG opsixの機能: MODE: FM」をご確認ください。
実験: WAVE: SQR HD(SQUARE HD)基本波形
基本の波形を聞いてみましょう。
音データ
波形や周波数スペクトルではわからないですが、Squareよりくっきりした音。
どちらも使える音です。
波形
周波数スペクトル
実験: MODE: FM: FB(FEEDBACK)
では、MODE: FMのFB(FEEDBACK)パラメーターを変化させていきます。
FB=30%
音データ
SQUAREよりギラギラ感あります。
波形
周波数スペクトル
FB=50%
音データ
強烈さがあります。
波形
周波数スペクトル
FB=60%
音データ
びちゃびちゃとした音が含まれていますね。
パラメーターの値1つ変えただけで、違う音になります。
波形
周波数スペクトル
FB=62%
音データ
こんな音、普通のシンセサイザーでは出すのが大変です。
波形
周波数スペクトル
FB=65%
音データ
あら不思議!
基音が出てきました。
波形
周波数スペクトル
FB=80%
音データ
波形
周波数スペクトル
FB=100%
音データ
値による変化が読めない(笑)
波形
周波数スペクトル
FB=0→100%
最後にA3=220Hzを弾きながらFBの値を0→100%に変化させてみましょう。
音データ
ノブを手動で回してパラメーター値を変化させています。
値が1つ変わっただけで違う音に変化しているのがわかります。
実験: MODE: FM: WIDTH
今度は波形の幅を変化させる、WIDTHパラメーターを変化させてみましょう。
WIDTH=75%
音データ
波形
周波数スペクトル
WIDTH=50%
音データ
WIDTHパラメーターはFBに比べて変化の特徴がわかりやすいですね。
波形
周波数スペクトル
WIDTH=25%
音データ
波形
周波数スペクトル
WIDTH=1%
音データ
波形
周波数スペクトル
WIDTH=OFF→1%
最後にA3=220Hzを弾きながらWIDTHの値をOFF→1%に変化させてみましょう。
音データ
どこをとっても使える音。
そして力強い。
まとめ
今回は「KORG opsixの機能: MODE: FM: WAVE: SQUARE HD」と題して、WAVE: SQUARE HDの波形からMODE: FMのパラメーターによる音を変化を確認しました。
基音が強いよね。
どんな形でも料理できそうな音です。
この記事を読んだ方がシンセサイザーに興味を持っていただけたら幸いです。
次回は「KORG opsixの機能: MODE: FM: WAVE: ADDITIVE SAW3」と題して、WAVE: ADDITIVE SAW3の波形からMODE: FMのパラメーターによる音を変化を確認します。
では。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このシンセサイザーでしか味わえない魅力が満載です。
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