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KORG opsixの機能: MODE: EFFECT: SHORT DELAY

シンセサイザー opsixの機能: MODE: EFFECT: SHORT DELAY
この記事は約4分で読めます。

みなさん、こんにちは。
「カムカム・シンセサイザー」のKAMINです。

今回は「KORG opsixの機能: MODE: EFFECT: SHORT DELAY」と題して、機能説明と実験をします。

新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このブログでは、その魅力を細かく音と画像で詳しく説明していきます。

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MODE: EFFECT: SHORT DELAY

音を時間的に遅らせるエフェクトです。

これがオペレーターの波形のパラメーターとして使うなんて、斬新ですよね。

初期設定値

opsixKnobopsix nativeFull NameRange初期設定値
OSC MIXCMixOSC Mix Level0~100 [%]50%
TIMEETimeTime1~300ms150ms
FBFFeedbackFeedback0~100 [%]50%
opsix 取扱説明書 より
opsix SHORT DELAYページ

実験: MODE: EFFECT: SHORT DELAY

では、パラメーターの値を変化させて、効果を確認します。

実験1: FB=0→100%

FB(FEEDBACK)パラメーターの値を変化させます。

設定値

algorithm opef06-sdelay-test1-alg
opsix opef06-sdelay-test1

測定方法

  1. 上記の値を設定
  2. MODE: EFFECTページで以下の値を設定
opsixKnobopsix nativeFull Name設定値
FXBEffect TypeEffect TypeSHORT DELAY
OSC MIXCMixOSC Mix Level50%
TIMEETimeTime150ms
FBFFeedbackFeedback0→100%
  1. FBの値を手動で0→100%に変化させるながら、A3=220Hzを弾く

音データ

KAMIN
KAMIN

こんな音がほしいと思っても、今までは機材を並べていろいろ試行錯誤するしかなかった。

しかも波形の段階でこれができる。オペレーター1つだけで。

opsix1台でできちゃうところが凄いよね。

実験2: TIME=1→20ms

次にTIMEパラメーターの値を変化させます。

まず、小さい数値での変化です。

設定値

algorithm opef07-sdelay-test2-alg
opsix opef07-sdelay-test2

測定方法

  1. 上記の値を設定
  2. MODE: EFFECTページで以下の値を設定
opsixKnobopsix nativeFull Name設定値
FXBEffect TypeEffect TypeSHORT DELAY
OSC MIXCMixOSC Mix Level50%
TIMEETimeTime1→20ms
FBFFeedbackFeedback50%
  1. アルペジエーターをONにしてA3=220Hzを弾きながら、TIMEの値を手動で1→20msに値を1つずつ変化させる

音データ

KAMIN
KAMIN

凄いでしょ!

TIMEの値が小さいときは値が一つ違うだけで波形がどんどん変わるんですよ。

フランジャーの原理を知っている人は思いつきますよね。

実験3: TIME=50→100→200→300ms

今度はTIMEパラメーターの値を大きな数値で変化させます。

設定値

algorithm opef08-sdelay-test3-alg
opsix opef08-sdelay-test3

opsix nativeの画面

測定方法

  1. 上記の値を設定
  2. MODE: EFFECTページで以下の値を設定
opsixKnobopsix nativeFull Name設定値
FXBEffect TypeEffect TypeSHORT DELAY
OSC MIXCMixOSC Mix Level50%
TIMEETimeTime50→300ms
FBFFeedbackFeedback50%
  1. TIMEの値を手動で50→300msに変化させるながら、A3=220Hzを弾く

音データ

KAMIN
KAMIN

こちらはTIMEの値を長くしてディレイとして使う。

波形の変調の段階でDELAYを入れることなんて、他の機種ではなかなかできないですよ。

まとめ

今回は「KORG opsixの機能: MODE: EFFECT: SHORT DELAY」と題して、機能説明と実験をしました。

「波形の変調の段階でディレイ効果を入れる」なんて、昔じゃ想像できなかった。

新しい発想の機能です。

購入前にマニュアルを見てワクワクしていたんですが、想像以上に面白いっ!

賛同者はあまりいないかな(笑)

この記事を読んだ方がシンセサイザーに興味を持っていただけたら幸いです。

次回は「KORG opsixのプリセット分析:337 [TMP] Delay Mod」と題して、MODE: EFFECTにSHORT DELAYを使用したプリセット・プログラム「337 [TMP] Delay Mod」のパラメーターを分析します。

では。

新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザーopsixとopsix native。
このシンセサイザーでしか味わえない魅力が満載です。

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