みなさん、こんにちは。
「カムカム・シンセサイザー」のKAMINです。
今回は「KORG opsixの機能: MODE: FM: WAVE: ADDITIVE 1+6」と題して、WAVE: ADDITIVE 1+6の波形からMODE: FMのパラメーターによる音を変化を確認します。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このブログでは、その魅力を細かく音と画像で詳しく説明していきます。
WAVE: ADTV 1+6(ADDITIVE 1+6)
基音と第6倍音の音でレベルが同じ音です。
KORG opsix 取扱説明書には、
基音と第6倍音を等しい振幅で生成します。
KORG opsix 取扱説明書
8’+1 1/3’ オルガン・ストップと似ています。
と書かれています。
さっそく実験してみましょう。
Waveform Listの詳細に関しては、本ブログ内の「シンセサイザー KORG opsix: WAVEFORM LIST」か、KORG 公式サイトにてご確認ください。
実験: WAVE: ADTV 1+6(ADDITIVE 1+6)
基本波形とMODE: FMのパラメーターである、FB(FEEDBACK)とWIDTHを変化させて音と波形と周波数スペクトルを確認します。
実験方法の詳細に関しては、「シンセサイザー KORG opsixの機能: MODE: FM」をご確認ください。
実験: WAVE: ADTV 1+6(ADDITIVE 1+6)基本波形
基本の波形を聞いてみましょう。
音データ
ディープ・パープルの「ハイウェイ・スター」を思い浮かべてしまう(笑)
波形
周波数スペクトル
実験: MODE: FM: FB(FEEDBACK)
では、MODE: FMのFB(FEEDBACK)パラメーターを変化させていきます。
FB=30%
音データ
歪みが加わってきました。
波形
周波数スペクトル
FB=50%
音データ
やはりノイズだ。
波形
周波数スペクトル
FB=60%
音データ
波形
周波数スペクトル
FB=80%
音データ
波形
周波数スペクトル
FB=100%
音データ
波形
周波数スペクトル
FB=0→100%
最後にA3=220Hzを弾きながらFBの値を0→100%に変化させてみましょう。
音データ
FB少な目の音が好印象です。
実験: MODE: FM: WIDTH
今度は波形の幅を変化させる、WIDTHパラメーターを変化させてみましょう。
WIDTH=75%
音データ
FBとは違った雑味が感じられます。
波形
周波数スペクトル
WIDTH=50%
音データ
レゾナンスを上げたような感じになってきました。
波形
周波数スペクトル
WIDTH=25%
音データ
波形
周波数スペクトル
WIDTH=1%
音データ
波形
周波数スペクトル
WIDTH=OFF→1%
最後にA3=220Hzを弾きながらWIDTHの値をOFF→1%に変化させてみましょう。
音データ
アナログ・シンセサイザーのレゾナンスの設定のようにして使えるかもしれません。
まとめ
今回は「KORG opsixの機能: MODE: FM: WAVE: ADDITIVE 1+6」と題して、WAVE: ADDITIVE 1+6の波形からMODE: FMのパラメーターによる音を変化を確認しました。
「ADDITIVE 1+x」の音はFBを上げてもノイズまみれにならない限り基音が感じられます。
この記事を読んだ方がシンセサイザーに興味を持っていただけたら幸いです。
次回は「KORG opsixの機能: MODE: FM: WAVE: ADDITIVE 1+7」と題して、WAVE: ADDITIVE 1+7の波形からMODE: FMのパラメーターによる音を変化を確認します。
では。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このシンセサイザーでしか味わえない魅力が満載です。
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