みなさん、こんにちは。
「カムカム・シンセサイザー」のKAMINです。
今回は「KORG opsixの機能: FMのキャリアとモジュレーターの関係(8)」と題して、Y字接続(キャリアに対してモジュレーターが並列接続する組み合わせ)について実験します。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このブログでは、その魅力を細かく音と画像で詳しく説明していきます。
3オペレーターでのY字接続
Y字接続は、より細かなモジュレーションをしたいときに使用します。
キャリアには各モジュレーターでピッチやレベルの設定により倍音が発生します。
そして、モジュレーターのエンベロープに時間的変化を与えたり、他のパラメーターによりより細やかな変化を与えることができます。
各オペレーターのOP LEVELは、本体左側のLEVELスライダーで設定できます。
実験1: OP3(C): R=1: LEVEL: 100%、OP4(M): R=1: LEVEL: 30%、OP5(M): R=0.5: LEVEL: 0%→20%
では、OP5のレベルを0%から20%に変化させます。
設定値
音データ
徐々にOP5のRATIO: 0.5000の変調が加えられ、新たな倍音が発生します。
波形(OP5(M): R=0.5: LEVEL: 20%)
周波数スペクトル(OP5(M): R=0.5: LEVEL: 20%)
まとめ
今回は「KORG opsixの機能: FMのキャリアとモジュレーターの関係(8)」と題して、Y字接続(キャリアに対してモジュレーターが並列接続する組み合わせ)について実験しました。
Y字接続で1つのキャリアに対して複数の設定の違うモジュレーターを接続することによって、オペレーターが1つ節約したことにもなります。
この記事を読んだ方がシンセサイザーに興味を持っていただけたら幸いです。
次回は「KORG opsixの機能: FMのキャリアとモジュレーターの関係(9)」と題して、逆Y字接続(2つのキャリアに対してモジュレーターが1つで並列接続する組み合わせ)について実験します。
では。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このシンセサイザーでしか味わえない魅力が満載です。
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