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KORG opsixの機能: FMのキャリアとモジュレーターの関係(8)

シンセサイザー opsixの機能: FMのキャリアとモジュレーターの関係(8)
この記事は約3分で読めます。

みなさん、こんにちは。
「カムカム・シンセサイザー」のKAMINです。

今回は「KORG opsixの機能: FMのキャリアとモジュレーターの関係(8)」と題して、Y字接続(キャリアに対してモジュレーターが並列接続する組み合わせ)について実験します。

新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このブログでは、その魅力を細かく音と画像で詳しく説明していきます。

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3オペレーターでのY字接続

Y字接続は、より細かなモジュレーションをしたいときに使用します。

キャリアには各モジュレーターでピッチやレベルの設定により倍音が発生します。

そして、モジュレーターのエンベロープに時間的変化を与えたり、他のパラメーターによりより細やかな変化を与えることができます。

algorithm y-test-6op
KAMIN
KAMIN

各オペレーターのOP LEVELは、本体左側のLEVELスライダーで設定できます。

opsix y-algo7
opsix y-op3-r1
opsix y-op4-r1
opsix y-op5-r05
opsix native alg7-y-n1
opsix native alg7-3op-y-n1

実験1: OP3(C): R=1: LEVEL: 100%、OP4(M): R=1: LEVEL: 30%、OP5(M): R=0.5: LEVEL: 0%→20%

では、OP5のレベルを0%から20%に変化させます。

設定値

algorithm y-test-3op

音データ

KAMIN
KAMIN

徐々にOP5のRATIO: 0.5000の変調が加えられ、新たな倍音が発生します。

波形(OP5(M): R=0.5: LEVEL: 20%)

alg7 3op-y r1-100 r1-30 r05-20-wave

周波数スペクトル(OP5(M): R=0.5: LEVEL: 20%)

alg7 3op-y r1-100 r1-30 r05-20-spectrum

まとめ

今回は「KORG opsixの機能: FMのキャリアとモジュレーターの関係(8)」と題して、Y字接続(キャリアに対してモジュレーターが並列接続する組み合わせ)について実験しました。

Y字接続で1つのキャリアに対して複数の設定の違うモジュレーターを接続することによって、オペレーターが1つ節約したことにもなります。

この記事を読んだ方がシンセサイザーに興味を持っていただけたら幸いです。

次回は「KORG opsixの機能: FMのキャリアとモジュレーターの関係(9)」と題して、逆Y字接続(2つのキャリアに対してモジュレーターが1つで並列接続する組み合わせ)について実験します。

では。

新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザーopsixとopsix native。
このシンセサイザーでしか味わえない魅力が満載です。

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