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KORG opsixのプリセット分析: 290 WS Pulse Anthem

この記事は約8分で読めます。

みなさん、こんにちは。
「カムカム・シンセサイザー」のKAMINです。

今回は「KORG opsixのプリセット分析: 290 WS Pulse Anthem」と題して、プリセット・プログラム「290 WS Pulse Anthem」のパラメーターを分析します。

新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このブログでは、その魅力を細かく音と画像で詳しく説明していきます。

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音の特徴

アタックのノイズの少ないきめ細かな倍音成分のパッドの音です。

エコーではなく、音のON/OFFがテンポに合わせて機能しています。

これは、OP1のEFFECT: WAVESHAPER: OSC MIXをLFO3でテンポと同期して周期的変化するようにバーチャル・パッチで設定されています。

KAMIN
KAMIN

EFFECT: WAVESHAPERの機能については以下のページから9ページをかけて説明しています。

KORG opsixの機能: MODE: EFFECT: WAVESHAPER

実験

では、音で確認しましょう。

KAMIN
KAMIN

パラメーターの分析は下に書いています。

詳細はそちらをご覧ください。

実験1: 弾いてみる

測定方法

シーケンサーをONにしてPLAYボタンを押します。

音データ

KAMIN
KAMIN

典型的なデジタル・シンセサイザーのノコギリ波の音です。

実験2: モジュレーション・ホイールを動かす

バーチャル・パッチでモジュレーション・ホイールを動かすことによってFX3: REVERBのLEVEL、OP2のLEVELが変化をするように設定されています。

これにより音がどのように変化するのか確認します。

測定方法

シーケンサーをONにしてPLAYボタンを押します。

モジュレーション・ホイールを0→最大→0にする。

音データ

KAMIN
KAMIN

リバーブが深くなりますね。

実験3: OP1のMODE: EFFECT: WAVESHAPERのTYPEを変化させる

MODE: EFFECT: WAVESHAPERのTYPEは60種類あります。

TYPEを60種類分変化させて音がどのように変化するのか確認します。

測定方法

シーケンサーをONにしてPLAYボタンを押します。

4音ずつWAVESHAPERのTYPEを00: SINEから順にノブを回して手動で変化させていきます。

音データ

KAMIN
KAMIN

ノブを手動で回してTYPEを変えているのでずれが生じています。

ご了承ください。

KAMIN
KAMIN

WAVESHAPERのTYPEごとに音がある感じです。

気に入ったTYPEに合わせれば、オリジナルの音ですね。

パラメーター分析

INITプログラムからの変化を元に分析しています。

INITプログラムのパラメーターの設定については「シンセサイザー KORG opsixの機能: INIT(初期設定)プログラムの分析」をご確認ください。

alg-01

アルゴリズムには01番のアルゴリズムが設定されています。

OP1, OP2の直列接続とOP3~OP6の直列接続と、2つの構成となっています。

OP1-OP2ではキャリアOP1にMODE: EFFECT: WAVESHAPERが使用され, OP1, OP2の信号をWAVESHAPERで選択されたWAVESHAPEのTABLEで波形を変化させています。

OP-PITCHでOP1のTRANSPOSEに-12semi(-12半音、1オクターブ下)が設定されています。

OP-L MODでOP1にはベロシティによりレベルが変化するように設定されています。

OP1のEFFECT: WAVESHAPER: OSC MIXをLFO3で周期的変化するようにバーチャル・パッチで設定されています。

OP3~OP6では、キャリアOP3にMODE: FILTERが使用され、OP4~OP6のFM変調で作成した音とOP3のオシレーターをLPFのフィルターでフィルタリングしています。

キャリアのOP3にOP-PITCHでDETUNEが深めに、OP-L MODでLFO1の周期的変化をするように設定されています。

LFO1にはWAVEにSAW DOWNが使用され、これにより音が減衰を繰り返します。

FILTERはLPF12を使用して、CUTOFFが設定されています。

エフェクターは、UNISON VOICESを2に設定して厚みを加え、COMPRESSORでアタックを強調して音圧を上げ、REVERBでTYPEにSPACEを選択して遠くまで広がるような響きを演出しています。

演奏表現の手段として、モジュレーション・ホイールを動かすことでFX3のREVERBのREVERB LEVEL、OP2のLEVELを変化するようにバーチャル・パッチで設定されています。

また、アフター・タッチでOP2のLEVELをコントロールするようにバーチャル・パッチで設定されています

290 WS Pulse Anthem alg-01 param
290 WS Pulse Anthem alg-01 param etc

MODE、WAVE、OP LEVEL、FREQUENCY MODE

290 WS Pulse Anthem mode1 fm-filter
290 WS Pulse Anthem mode2 effect

キャリアのOP1にMODE: EFFECT: WAVESHAPERで、モジュレーターのOP2のLEVELが0で効果がなし。

OP1のOSC MIXが54%となっていますので、自身のオシレーターの音をエフェクトしていることになります。

OP3にMODE: FILTERが設定されています。

OP4~OP6で作成した音とOP3のオシレーターの音にフィルターをかけて出力しています。

いろいろエディットして音作りを楽しめるプログラムです。

OP-EG

290 WS Pulse Anthem op-eg alg-01
290 WS Pulse Anthem op-eg

キャリアであるOP1, OP3に対して約2秒の長いRELEASE TIMEが設定されています。

OP-PITCH、OP-P MOD、OP-L MOD、OP-KEY TRACK

OP-PITCH

290 WS Pulse Anthem op-pitch

OP1はTRANSPOSEが-12semi(12半音下ですから1オクターブ下)が設定されています。

OP3はDETUNE(ピッチの小さなずれ)が設定されています。

OP-L MOD

290 WS Pulse Anthem op-l-mod

OP1は鍵盤を弾く強さ(VELOCITY)による効果が設定されています。

OP3, OP6はLFO1による周期的変化が設定されています。

FILTER

290 WS Pulse Anthem filter

FILTERはLPF12が使用されてCUTOFF周波数が4.284Hzと絞られています。

MOD(EG、LFO)

EG

INITプログラムから変更はありませんでした。

EGはパラメーターに影響を与えるように設定されていません。

LFO

290 WS Pulse Anthem lfo

LFO1は、WAVEにSAW DOWNが使用され、KEY SYNCがCOMMON(最初のキーのみ位相がリセットされる)、TEMPO SYNCがON(システム・テンポに同期)、TEMPO SPEEDが1/8に設定されています。

LFO3は、WAVEにSQUAREが使用され、KEY SYNCがCOMMON(最初のキーのみ位相がリセットされる)、TEMPO SYNCがON(システム・テンポに同期)、TEMPO SPEEDが1/4に設定されています。

LFO3はOP1のEFFECT: WAVESHAPER: OSC MIXを周期的変化するように設定されています。

EFFECT

290 WS Pulse Anthem fx

FX1はUNISON ENSEMBLE、FX2はCOMPRESSOR、FX3はREVERBが設定されています。

VIRTUAL PATCH

290 WS Pulse Anthem v-patch

バーチャル・パッチの設定は以下の通りです。

  1. V.PATCH1は、OP1のEFFECT: WAVESHAPER: OSC MIXをLFO3で周期的変化するように設定されています。
  2. V.PATCH2は、FX3のREVERBのREVERB LEVELをモジュレーション・ホイールで変化するように設定されています。
  3. V.PATCH3は、OP2のLEVELをモジュレーション・ホイールで変化するように設定されています。
  4. V.PATCH4は、OP2のLEVELをアフタータッチでコントロールするように設定されています。

MISC

INITプログラムから変更はありませんでした。

VOICE

INITプログラムから変更はありませんでした。

まとめ

今回は「KORG opsixのプリセット分析: 290 WS Pulse Anthem」と題して、プリセット・プログラム「290 WS Pulse Anthem」のパラメーターを分析しました。

実験ではMODE: EFFECT: WAVESHAPERのTYPEを切り替えて、60種類全部録音しました。

どれも使えますね。

WAVESHAPERはFM音源と相性の良い機能です。

皆さんもチャレンジしてみてください。

この記事を読んだ方がシンセサイザーに興味を持っていただけたら幸いです。

次回は「KORG opsixのプリセット分析: 050 Ring Pipe Organ」と題して、プリセット・プログラム「050 Ring Pipe Organ」のパラメーターを分析します。

では。

新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザーopsixとopsix native。
このシンセサイザーでしか味わえない魅力が満載です。

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