みなさん、こんにちは。
「カムカム・シンセサイザー」のKAMINです。
今回は「KORG opsixの機能: VOICE: UNISON」と題して、パラメーターの説明と実験をします。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このブログでは、その魅力を細かく音と画像で詳しく説明していきます。
VOICE: UNISON(Unison Voices)
ユニゾンで1つの鍵盤を押したときに同時発音する音数を設定します。
説明 | |
OFF | ユニゾンがオフの状態です。 |
2~8 | 1つの鍵盤を押したときに発音する音数を設定します。 最大で8音まで設定できます。 |
実験: VOICE: UNISON(Unison Voices)
では、UNISONパラメーターを変化させてみます。
設定値
測定方法
- 上記の値を設定
- VOICEページで以下の値を設定
opsix | Knob | Full Name | 設定値 |
ASSIGN | A | Voice Assign | Poly |
GLIDE | B | Glide Mode | Off |
TIME | C | Glide Time | 500ms |
UNISON | D | Unison Voices | Off, 2→8 |
DETUNE | E | Unison Detune | 10cents |
SPREAD | F | Unison Spread | 100% |
- アルペジエーターをONにして、A3=220Hzを弾く
- 2回鳴るごとに、UNISONの値をOff, 2→8に切り替える
音データ
KAMIN
設定値を大きくすると、DETUNEの設定値の間を均等にピッチを割り当てて発音するため、1音ごとのピッチの差は狭くなります。
なので、UNISONの設定値を変えた時には、ピッチの差を考慮してDETUNEの調整した方がよいですね。
まとめ
今回は「KORG opsixの機能: VOICE: UNISON」と題して、パラメーターの説明と実験をしました。
opsixを含めて正確なピッチで音を鳴らすデジタル・シンセサイザーでは、オシレーターごとのピッチを少し変えると、印象が随分変わります。
VOICE: UNISONは同時発音数を減らすことにもなるので、注意が必要ですね。
この記事を読んだ方がシンセサイザーに興味を持っていただけたら幸いです。
次回は「KORG opsixの機能: VOICE: DETUNE」と題して、パラメーターの説明と実験をします。
では。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このシンセサイザーでしか味わえない魅力が満載です。
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