みなさん、こんにちは。
「カムカム・シンセサイザー」のKAMINです。
今回は「KORG opsixの機能: MODE: WAVE FOLDER: GAIN」と題して、パラメーターの説明と実験をします。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このブログでは、その魅力を細かく音と画像で詳しく説明していきます。
- MODE: WAVE FOLDER: GAIN
- 実験: MODE: WAVE FOLDER: GAIN
- WAVE FOLDER: GAIN=0%
- WAVE FOLDER: GAIN=3%
- WAVE FOLDER: GAIN=5%
- WAVE FOLDER: GAIN=10%
- WAVE FOLDER: GAIN=15%
- WAVE FOLDER: GAIN=20%
- WAVE FOLDER: GAIN=25%
- WAVE FOLDER: GAIN=30%
- WAVE FOLDER: GAIN=50%
- WAVE FOLDER: GAIN=80%
- WAVE FOLDER: GAIN=100%
- WAVE FOLDER: GAIN=0%→100%
MODE: WAVE FOLDER: GAIN
取扱説明書でいう「しきい値」を操作するパラメーターと思っていたのですが、しきい値に達するまでは音量レベルが大きくなりません。
しきい値に達すると同じレベルで波形が反転する。
さっそく実験してみましょう。
実験時には試行して、あらかじめOSC MIXの値を下げています。
実験: MODE: WAVE FOLDER: GAIN
GAINパラメーターを変化させます。
設定値
opsixの画面
opsix nativeの画面
測定方法
- 上記「実験: OP-MODE: WAVE FOLDER: GAIN」の値を設定
- MODE: WAVE FOLDERページでGAINの値を設定
opsix | Knob | Full Name | 初期設定値 |
MODE | A | Operator Mode | WAVE FLDR |
GAIN | B | Gain | *** |
OSC MIX | C | OSC Mix Level | 30% |
WAVE | D | Wave | SIN |
BIAS | E | Bias | 0% |
- A3=220Hzを弾く
WAVE FOLDER: GAIN=0%
音データ
波形
周波数スペクトル
WAVE FOLDER: GAIN=3%
音データ
GAINを上げたことにより、音も波形も少し変わってきました。
周波数スペクトルにも倍音が発生しています。
波形
周波数スペクトル
WAVE FOLDER: GAIN=5%
音データ
明らかに音が変わりました。
波形
周波数スペクトル
WAVE FOLDER: GAIN=10%
音データ
波形が反転しましたね。
波形
周波数スペクトル
WAVE FOLDER: GAIN=15%
音データ
2回目の反転をし始めました。
波形
周波数スペクトル
WAVE FOLDER: GAIN=20%
音データ
波形
周波数スペクトル
WAVE FOLDER: GAIN=25%
音データ
波形
周波数スペクトル
WAVE FOLDER: GAIN=30%
音データ
波形
周波数スペクトル
WAVE FOLDER: GAIN=50%
音データ
どんどん波形が反転しますして倍音が発生します。
波形
周波数スペクトル
WAVE FOLDER: GAIN=80%
音データ
この辺になると、倍音の音がきつくなってきます。
波形
周波数スペクトル
WAVE FOLDER: GAIN=100%
音データ
波形
周波数スペクトル
WAVE FOLDER: GAIN=0%→100%
最後にWAVE FOLDER: GAINを0%→100%と変化させて、音の変化を確認します。
音データ
全体を通して管を通ったような音がします。
まとめ
今回は「KORG opsixの機能: MODE: WAVE FOLDER: GAIN」と題して、パラメーターの説明と実験を説明しました。
波形が反転していくことがオシロスコープで見るとよくわかりました。
この記事を読んだ方がシンセサイザーに興味を持っていただけたら幸いです。
次回は「KORG opsixの機能: MODE: WAVE FOLDER: OSC MIX」と題して、パラメーターの説明と実験を行っていきます。
では。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このシンセサイザーでしか味わえない魅力が満載です。
コメント