シンセサイザー デジタル化で追加された機能(1)OSC <3>

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みなさん、こんにちは。
「カムカム・シンセサイザー」のKAMINです。

今回は「シンセサイザー デジタル化で追加された機能(1)OSC <3>」と題して、「OSC1の波形とモジュレーションとコントローラーの関係(WAVE:PULSE、OSC1 MOD:WAVEFORMでのC1:PULSE WIDTH)」について説明します。

このブログでは、KORG microKorg XL+のSound Editor画面を使って説明しています。

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WAVE:PULSE、OSC1 MOD:WAVEFORMでのC1:PULSE WIDTH

WAVE:PULSE、OSC1 MOD:WAVEFORMでのC1:PULSE WIDTH

取扱説明書には、

矩形波は、電子音や管楽器の音に適し、パルス幅を調整すると、クラビやサックスのような音色になります。0で純粋な矩形波になり、127でパルス幅がなくなり音が消えます。

引用「microKORG XL+ 取扱説明書」より

と書いてあります。

では、実験して確かめましょう。

パラメーターの説明

WAVE:PULSE、OSC1 MOD:WAVEFORM、OSC1 CTRL1:PULSE WIDTH

設定値:[000…127]
[INITPROG]の設定値:0

実験(WAVE:PULSE、OSC1 MOD:WAVEFORM、OSC1 CTRL1:PULSE WIDTH)

実験1(WAVE:PULSE、OSC1 MOD:WAVEFORM、OSC1 CTRL1:PULSE WIDTH:0)

まずは「OSC1 CTRL1:PULSE WIDTH」を0として、何も波形を変更していない矩形波を鳴らしてみます。

測定方法

  1. PROGRAM [INITPROG]を選択
  2. 「OSC1:WAVE」を[PLUSE]に設定
  3. 「OSC1 MOD」を[WAVEFORM]に設定(変更なし)
  4. 「OSC1:CONTROL1:PULSE WIDTH」を0に設定
  5. A=220Hzを弾く

音データ

波形

実験1(WAVE:PULSE、OSC1 MOD:WAVEFORM、OSC1 CTRL1:PULSE WIDTH:0):波形

周波数スペクトル

実験1(WAVE:PULSE、OSC1 MOD:WAVEFORM、OSC1 CTRL1:PULSE WIDTH:0):周波数スペクトル

実験2(WAVE:PULSE、OSC1 MOD:WAVEFORM、OSC1 CTRL1:PULSE WIDTH:64)

実験2(WAVE:PULSE、OSC1 MOD:WAVEFORM、OSC1 CTRL1:PULSE WIDTH:64)

測定方法

  1. PROGRAM [INITPROG]を選択
  2. 「OSC1:WAVE」を[PLUSE]に設定
  3. 「OSC1 MOD」を[WAVEFORM]に設定(変更なし)
  4. 「OSC1:CONTROL1:PULSE WIDTH」を64に設定
  5. A=220Hzを弾く

音データ

KAMIN
KAMIN

デューティー比が50:50の方形波に比べて詰まった感じの音になりました。

波形

実験2(WAVE:PULSE、OSC1 MOD:WAVEFORM、OSC1 CTRL1:PULSE WIDTH:64):波形

周波数スペクトル

実験2(WAVE:PULSE、OSC1 MOD:WAVEFORM、OSC1 CTRL1:PULSE WIDTH:64):周波数スペクトル

実験3(WAVE:PULSE、OSC1 MOD:WAVEFORM、OSC1 CTRL1:PULSE WIDTH:120)

実験3(WAVE:PULSE、OSC1 MOD:WAVEFORM、OSC1 CTRL1:PULSE WIDTH:120)

測定方法

  1. PROGRAM [INITPROG]を選択
  2. 「OSC1:WAVE」を[PLUSE]に設定
  3. 「OSC1 MOD」を[WAVEFORM]に設定(変更なし)
  4. 「OSC1:CONTROL1:PULSE WIDTH」を120に設定
  5. A=220Hzを弾く

音データ

KAMIN
KAMIN

音がやせてきた感じです。

波形

実験3(WAVE:PULSE、OSC1 MOD:WAVEFORM、OSC1 CTRL1:PULSE WIDTH:120):波形

周波数スペクトル

実験3(WAVE:PULSE、OSC1 MOD:WAVEFORM、OSC1 CTRL1:PULSE WIDTH:120):周波数スペクトル
KAMIN
KAMIN

基音のレベルが倍音と同じになってきました。

実験4(WAVE:PULSE、OSC1 MOD:WAVEFORM、OSC1 CTRL1:PULSE WIDTH:127)

実験4(WAVE:PULSE、OSC1 MOD:WAVEFORM、OSC1 CTRL1:PULSE WIDTH:127)

測定方法

  1. PROGRAM [INITPROG]を選択
  2. 「OSC1:WAVE」を[PLUSE]に設定
  3. 「OSC1 MOD」を[WAVEFORM]に設定(変更なし)
  4. 「OSC1:CONTROL1:PULSE WIDTH」を127に設定
  5. A=220Hzを弾く

音データ

 無音になってしまったので、データはありません。

波形

無音状態です。

実験4(WAVE:PULSE、OSC1 MOD:WAVEFORM、OSC1 CTRL1:PULSE WIDTH:127):波形

周波数スペクトル

以下は無音の状態です。
レベルが上がっている部分は、本体からPCへ音を入力する環境が悪いためにノイズがのっているためです。

実験4(WAVE:PULSE、OSC1 MOD:WAVEFORM、OSC1 CTRL1:PULSE WIDTH:127):周波数スペクトル

実験5(WAVE:PULSE、OSC1 MOD:WAVEFORM、OSC1 CTRL1:PULSE WIDTH:0→127)

では、「OSC1 CTRL1:PULSE WIDTH」の値を手動で0→127に変化させて音を鳴らしてみます。

測定方法

  1. PROGRAM [INITPROG]を選択
  2. 「OSC1:WAVE」を[PLUSE]に設定
  3. 「OSC1 MOD」を[WAVEFORM]に設定(変更なし)
  4. 「OSC1:CONTROL1:PULSE WIDTH」を0に設定
  5. A=220Hzを弾く
  6. 「OSC1:CONTROL1:PULSE WIDTH」を手動で0→127に変化させる。

音データ

まとめ

今回は「シンセサイザー デジタル化で追加された機能(1)OSC <3>」と題して、「OSC1の波形とモジュレーションとコントローラーの関係(WAVE:PULSE、OSC1 MOD:WAVEFORMでのC1:PULSE WIDTH)」について説明しました。

従来のアナログ・シンセサイザーにあったパルス・ワイズ・モジュレーションです。

あの仕組みをノコギリ波とか他の波形でも機能として搭載したのかな?

この記事を読んだ方がシンセサイザーに興味を持っていただけたら幸いです。

さて、次回は「シンセサイザー デジタル化で追加された機能(1)OSC <4>」と題して、「OSC1の波形とモジュレーションとコントローラーの関係(WAVE:TRIANGLE、OSC1 MOD:WAVEFORMでのC1:WAVEFORM)」について説明します。

では。

このブログでは、KORG microKorg XL+のSound Editor画面を使って説明しています。

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