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シンセサイザーの基本構成:音の3要素 「音の高さ」、 「音色」、 「音量」

この記事は約3分で読めます。

みなさん、こんにちは。
「カムカム・シンセサイザー」のKAMINです。

今回は、シンセサイザーの基本構成の第1回、「音の3要素 「音の高さ」、 「音色」、 「音量」」について説明します。

音の3要素 「音の高さ」、 「音色」、 「音量」

音は、「音の高さ」、「音色」、「音量」という 3 つの基本的な要素を持ちます。

音の3要素 「音の高さ」、 「音色」、 「音量」

従来のアナログ・シンセサイザーはこの要素をコントロールする(制御する。変化を与える。)ための以下の機能をもちます。

  • 音の高さをコントロール ⇒ 「オシレーター [OSC(Oscillator)]:発信器」
  • 音色をコントロール   ⇒ 「フィルター [FILTER(Filter)]:ろ過器」
  • 音量をコントロール   ⇒ 「アンプ、アンプリファイア [AMP(Amplifier)]:増幅器」

図に示すと下図のようになります。

各機能には音を変化させるための役割をもつスイッチやつまみがあって、それを調節して音を作っていくのが、シンセサイザーです。

音の3要素 「音の高さ」、 「音色」、 「音量」とシンセサイザーの機能1

音の3要素からの音作り

先ほどの項目で、「音の3要素」について学びました。

もう少し、機能を詳しく図示したものが以下の図です。

音の3要素 「音の高さ」、 「音色」、 「音量」とシンセサイザー2

音色は、いくつもの周波数をもった音の集まりで、周波数が揃っていると「整っている」という意味で「きれいな音」に聞こえます。

これは、基本の音(基音といいます)に対して、周波数が整数倍のもので構成されていると、音楽で使う音としてより好ましいのです。

この整数倍の周波数の音を「倍音」といいます。

これが雑多であると、音階もわからない「ノイズ」となってしまいます。

シンセサイザーも楽器であるために、従来のアナログ・シンセサイザーはこの周波数の組み合わせをいくつかのパターンの波形を決めて、オシレーターで発振させています。
音の高さをコントロールするために、「音の高さ(PITCH)」で音の高さを決めて、「オシレーター(Oscillator:OSC)」で波形を決めて、音を発振させます。

それを音色をコントロールする「ろ過器:フィルター(FILTER)」で、ある周波数をろ過することで、音色に変化をつけています。

そして、「増幅器(Amplifier:AMP)」で音量を調節して、音を出します。

これがシンセサイザーの機能における役割です。

音の高さをコントロールする機能

  • PITCH
    PITCHで基本となる音の高さを調節
  • OSC(Oscillator)
    発振器。波形を選択

音色をコントロールする機能

  • FILTER
    オシレーターで発音した音にフィルターをかけて、音色を調節

音量をコントロールする機能

  • AMP(Amplifier)
    音量を調節

まとめ

さて、ここまでで、音の3要素に対応して、3つの機能がシンセサイザーにあることを説明しました。

みなさんがシンセサイザーに興味を持っていただけたら幸いです。

次回は「シンセサイザーの基本構成:音の時間的変化、音域 による変化」について説明します。

では。

このブログでは、KORG microKorg XL+のSound Editor画面を使って説明しています。

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