みなさん、こんにちは。
「カムカム・シンセサイザー」のKAMINです。
今回は「KORG opsixの機能: EGページ」と題して、機能と実験方法にについて説明します。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このブログでは、その魅力を細かく音と画像で詳しく説明していきます。
EG(Envelope Generator)ページ
各オペレーターのレベルとエンベロープ・ジェネレーターの設定ページです。
各オペレーターの時間的変化を設定します。
初期設定値
opsix | Knob | Full Name | Range | 初期設定値 |
ATK | A | Attack Time | 0 [msec] ~90.000 [sec] | 0ms |
DECAY | B | Decay Time | 0 [msec] ~90.000 [sec] | 1.000s |
REL | C | Release Time | 0 [msec] ~90.000 [sec] | 100ms |
LEVEL | D | OP Level | 0~100 [%] | — |
SUS | E | Sustain Level | 0~100 [%] | 60 |
CURVE | F | Curve | 0(LIN), 1~9, 10(EXP) | 6 |
opsixの画面
opsix nativeの画面
実験: EG
では、これからEGのパラメーターごとの実験を行うにあたり、基本の設定値と音を確認します。
EGのパラメーターの実験では、2つのオペレーターを使ってキャリアとモジュレーターのEGによる効果を確認します。
EGの初期設定は以下の通りです。
- ATTACK TIME=0ms
- DECAY TIME=1.000s
- SUSTAIN LEVEL=100(INITプログラムの60から変更)
鍵盤を弾いている時は常にレベルを100%にするため。 - RELEASE TIME=0ms(INITプログラムの100msから変更)
Release Timeがあると、エフェクトと間違えるため。 - CURVE=6
設定値
測定方法
- 上記の値を設定
- LEVEL/EGページで以下の値を設定
※Sustain LevelとRelease Timeは実験時の基本設定です。
opsix | Knob | Full Name | 設定値: OP1 | 設定値: OP2 |
ATK | A | Attack Time | 0ms | 0ms |
DECAY | B | Decay Time | 1.000s | 1.000s |
REL | C | Release Time | 0ms | 0ms |
LEVEL | D | OP Level | 100 | 100 |
SUS | E | Sustain Level | 100 | 100 |
CURVE | F | Curve | 6 | 6 |
- アルペジエーターをONにして、A3=220Hzを弾く
音データ
まとめ
今回は「KORG opsixの機能: EGページ」と題して、機能と実験方法にについて説明しました。
この記事を読んだ方がシンセサイザーに興味を持っていただけたら幸いです。
次回は「KORG opsixの機能: EG: ATTACK TIME」と題して、パラメーターの説明と実験をします。
では。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このシンセサイザーでしか味わえない魅力が満載です。
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