みなさん、こんにちは。
「カムカム・シンセサイザー」のKAMINです。
今回は「KORG opsixの機能: EG: ATTACK TIME」と題して、パラメーターの説明と実験をします。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このブログでは、その魅力を細かく音と画像で詳しく説明していきます。
EG: ATK（ATTACK TIME）
鍵盤を押したときから、最大レベルに到達するまでの時間を設定します。
KAMIN
キャリアであれば音量、モジュレーターであれば変調の深さとなります。
実験1: EG: ATK（ATTACK TIME）: キャリア
キャリアのATTACK TIMEの値を変化させます。
設定値
 |  |  |
測定方法
- 上記の値を設定
- LEVEL/EGページで以下の値を設定
| opsix | Knob | Full Name | 設定値: OP1 | 設定値: OP2 |
| ATK | A | Attack Time | 0ms→1.000s | 0ms |
| DECAY | B | Decay Time | 1.000s | 1.000s |
| REL | C | Release Time | 0ms | 0ms |
| LEVEL | D | OP Level | 100 | 100 |
| SUS | E | Sustain Level | 100 | 100 |
| CURVE | F | Curve | 6 | 6 |
- A3=220Hzを弾きながら、OP1（キャリア）のATKを0ms→1.000sに変化させて、音の変化を確認する
音データ
KAMIN
時間が無くなるにつれて、音の立ち上がりである音量が緩やかになっていきます。
実験2: EG: ATK（ATTACK TIME）: モジュレーター
モジュレーターのATTACK TIMEの値を変化させます。
設定値
 |  |  |
測定方法
- 上記の値を設定
- LEVEL/EGページで以下の値を設定
| opsix | Knob | Full Name | 設定値: OP1 | 設定値: OP2 |
| ATK | A | Attack Time | 0ms | 0ms→1.000s |
| DECAY | B | Decay Time | 1.000s | 1.000s |
| REL | C | Release Time | 0ms | 0ms |
| LEVEL | D | OP Level | 100 | 100 |
| SUS | E | Sustain Level | 100 | 100 |
| CURVE | F | Curve | 6 | 6 |
- A3=220Hzを弾きながら、OP2（モジュレーター）のATKを0ms→1.000sに変化させて、音の変化を確認する
音データ
KAMIN
時間が長くなるにつれて、「ぷわーっ」と音に変化が出てきました。
まとめ
今回は「KORG opsixの機能: EG: ATTACK TIME」と題して、パラメーターの説明と実験をしました。
キャリアの場合は音量が変化して、モジュレーターの場合は変調のかかり具合が変化する。
キャリアとモジュレーターで役割が違うことがわかったと思います。
この記事を読んだ方がシンセサイザーに興味を持っていただけたら幸いです。
次回は「KORG opsixの機能: EG: DECAY TIME」と題して、パラメーターの説明と実験をします。
では。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このシンセサイザーでしか味わえない魅力が満載です。
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