みなさん、こんにちは。
「カムカム・シンセサイザー」のKAMINです。
今回は「KORG opsixのエフェクター: PHASER」と題して、機能の説明と実験をします。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このブログでは、その魅力を細かく音と画像で詳しく説明していきます。
EFFECT: TYPE: PHASER
音の位相を動かしてうねりを出すエフェクトです。
パラメーターの説明
初期設定値
opsix | Knob | Full Name | Range | 初期設定値 |
MIX | B | Dry:Wet Mix | 0~100 | 50 |
DEPTH | C | Depth | 0~100 [%] | 30% |
SPEED | E | Speed | 0.020~20.000 [Hz] | 0.700Hz |
RESO | F | Resonance | 0.0~100.0 [%] | 0.0% |
opsix、opsix nativeの画面
実験: EFFECT: TYPE: PHASER
今回は、RESO(RESONANCE)パラメーターを変化させてみます。
設定値
測定方法
エフェクト・オフからエフェクト・オンしてResonanceの値を増やしながらアルペジエーターで鳴らしています。
- エフェクターの測定時の初期データーの設定(EGは1番の設定。アルペジエーターはON)
- EFFECTページでFX1に下記の値に設定
opsix | Knob | Full Name | 設定値 |
MIX | B | Dry:Wet Mix | 50 |
DEPTH | C | Depth | 10% |
SPEED | E | Speed | 4.000Hz |
RESO | F | Resonance | 0.0%(→100.0%) |
- ENABLE(Dノブ)をOFF
- A3=220Hzを弾く
- トリガー3回目にENABLE(Dノブ)をON
- Resonanceを0.0%→100.0%へFノブを回していく
KAMIN
100.0%だと発信し続けてしまうため、最後は100.0%まで行った後、絞ってます。
音データ
KAMIN
Resonanceを深くかけていくと高音のピッチが生まれてきて面白いですね。
あまり凝った音作りをせずに、Phaserでエフェクトかけて、バーチャル・パッチでMODULATIONホイールに割り当ててコントロールすると面白いんじゃないかな。
振幅の時間的変化
まとめ
今回は「KORG opsixのエフェクター: PHASER」と題して、機能の説明と実験をしました。
普通のエフェクターのPHASERよりも効果の範囲が広い。
面白いポイントを見つけてみてください。
この記事を読んだ方がシンセサイザーに興味を持っていただけたら幸いです。
次回は「KORG opsixのエフェクター: PHASER(BPM)」と題して、機能の説明と実験をします。
では。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このシンセサイザーでしか味わえない魅力が満載です。
コメント