みなさん、こんにちは。
「カムカム・シンセサイザー」のKAMINです。
今回は「microKORG XL+ Sound Editorのメニュー操作(通信)」について説明します。
メニュー [通信]-[全データを受信]
全データとは、microKORG XL+本体にあるすべてのプログラム、グローバル・データのことです。
それを、microKORG XL+ Sound Editorに受信します。
「グローバル・データ」とは、マスター・チューニングとか、ベロシティ・カーブとか、MIDIの設定とか、本体全体の関わる設定のことで、音色のプログラム・データとは切り離されて管理されています。
手順
例として、初期化データだけのライブラリに、本体にある全データを受信します。
- メニュー [通信]-[全データを受信]をクリックします。
- 以下の確認メッセージが表示されますので、よろしければ、[OK]ボタンをクリックします。
- 10秒程度、以下のメッセージが表示されます。
- 完了すると、以下メッセージが表示されます。
[OK]ボタンをクリックして、終了します。
- 本体にあるデータが受信されました。
メニュー [通信]-[全データを書き込み]
今度は、microKORG XL+ Sound Editor上の全データをmicroKORG XL+本体に書き込みます。
microKORG XL+本体のデータを書き込みますので、ご注意ください。
手順
- メニュー [通信]-[全データを書き込み]をクリックします。
- 以下の確認メッセージが表示されますので、よろしければ、[OK]ボタンをクリックします。
- 10秒程度、以下のメッセージが表示されます。
- 完了すると以下のメッセージが表示されます。
[OK]ボタンをクリックして、終了します。
メニュー [通信]-[全プログラムを受信]
「全プログラム」とは、全データからプログラム・データのことです。
グローバル・データは含まれていません。
手順
例として、初期化データだけのライブラリに、本体にある全プログラムを受信します。
- メニュー [通信]-[全プログラムを受信]をクリックします。
- 以下の確認メッセージが表示されますので、よろしければ、[OK]ボタンをクリックします。
- 10秒程度、以下のメッセージが表示されます。
- 完了すると、以下のメッセージが表示されます。
[OK]ボタンをクリックして、終了します。
- microKORG XL+の全プログラムが受信されました。
メニュー [通信]-[全プログラムを書き込み]
今度は、microKORG XL+ Sound Editor上の全プログラムをmicroKORG XL+本体に書き込みます。
手順
- メニュー [通信]-[全プログラムを書き込み]をクリックします。
- 以下の確認メッセージが表示されますので、よろしければ、[OK]ボタンをクリックします。
- 10秒程度、以下のメッセージが表示されます。
- 完了すると、以下のメッセージが表示されます。
[OK]ボタンをクリックして、終了します。
メニュー [通信]-[カレント・プログラムを受信]
「カレント・プログラム」とは、microKORG XL+本体で選択されているプログラムのことです。
microKORG本体で使用している最中の音色を、microKORG XL+ Sound Editorに受信します。
手順
例として、microKORG XL+本体側でプリセット音の[B11 POLYLINE]を選択している状態で、microKORG XL+ Sound EditorのA11にカレント・プログラムを受信します。
- プログラム・リストより[A11 INITPROG]を選択し、メニュー [通信]-[カレント・プログラムを受信]をクリックします。
- A11に[A11 POLYLINE]と表示され、microKORG XL+本体のカレント・プログラムが受信されました。
メニュー [通信]-[カレント・プログラムに送信]
microKORG XL+ Sound Editorで現在利用しているプログラムのデータをmicroKORG XL+本体の利用中のプログラムに送信する機能です。
この操作では本体プログラムに書き込みはされません。
お間違えないようにしてください。
手順
- メニュー [通信]-[カレント・プログラムに送信]をクリックします。
エディット画面を開くと自動的にカレント・プログラムをリアルタイムで送信しているので、不具合があったときに利用するぐらいでしょう。
まとめ
今回は「microKORG XL+ Sound Editorのメニュー操作(通信)」について説明しました。
「通信」メニューは、microKORG XL+本体とmicroKORG XL+ Sound Editorとのデータのやり取りをする操作でした。
メニュー操作では、microKORG XL+ Sound EditorからmicroKORG XL+本体へのプログラムの書き込みは全プログラム・データが基本です。
microKORG XL+ Sound Editorから選択したプログラムをmicroKORG XL+本体に書き込みには、ライブラリー・ウィンドウから、プログラムを選択して右クリックした際に表示されるプルダウンメニューから、[選択プログラムを書き込み]をクリックしてください。
みなさんのお役に立てたなら幸いです。
さて、次回は「シンセサイザー microKORG XL+ Sound Editor メニュー操作(設定)」について説明します。
では。
このブログでは、KORG microKorg XL+のSound Editor画面を使って説明しています。
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