みなさん、こんにちは。
「カムカム・シンセサイザー」のKAMINです。
今回は、「microKORG XL+のプリセット音は大人しい?」について語っていきます。
microKORG XL+のプリセット音
プリセット音だけだと過度に効果を出していたりすることが多々ある中、初代microKORGと比較するとmicroKORG XL+は大人しいと思うほど、普通にエディットされたプリセット音が多く並べられています。
一世風靡した初代microKORGがテクノやハウスを意識したプリセット音が充実しており、非常に魅力的な部分でしたから、KORGフリークには心配な点です。
でも、安心してください。
microKORG XL+では、Sound Editorをインストールすると、今までのmicroKORGの前身の機種であるMS2000、MS2000B、microKORG、そしてUSA版、UK版の音色も用意されていて利用できます。
初代microKORGのプリセット音をmicroKORG XL+のSound Editorを介して聴いてみると、いかにもハウス、テクノ、ヒップホップに使い勝手の良い音色がたくさん入っていましたよ。
私ならこれで十分(笑)
microKORG XL+なら、ノブへのパラメーターの割り当てが自由にできるから、演奏中にリアルタイムに操作する武器を試すこともできます。
さて、後継機であるmicroKORG XL+はデザインからも、エレピやピアノのPCM音源も搭載しているため、microKORGの新機能を使った音色も充実させたものとなっています。
新たな機能やエフェクトも一通り使われて、プリセット音が構成されていることに気づきました。
これは、メーカーの「もっといろいろな機能を楽しんでほしい」といった熱意が感じられます。
microKORG XL+で利用できるプリセット音は本体の128音色に追加して5機種の128音色ですから、その6倍の768音色です。
好評だった音色がいくつか後継機にもプリセット音として搭載されていたので、もう少し少なくなりますが、結構な数です。
これは、エンジンが違う機種ですから、microKORG XL+用にブラッシュ・アップされているわけです。メーカーにしてみれば、時間や手間がかかっているわけですから、メーカー側の「末永く使ってほしい」、「デジタル・シンセサイザーのビンテージ版」といったユーザー側の気持ちを垣間見ることができて、うれしい限りです。
初代microKORGが発売されてから既に20年経っていることからも、後継機もスタンダードなシンセサイザーであることは確かです。
まとめ
今回は、「microKORG XL+のプリセット音は大人しい?」について語っていきました。
これからシンセサイザーを購入しようと検討している方、初代microKORGの音を楽しみにしている方に参考になれば幸いです。
では。
このブログでは、KORG microKorg XL+のSound Editor画面を使って説明しています。
シンセサイザーの中でベストセラーであるmicroKORGシリーズ。
その最新版であるmicroKORG XL+。
発売から年数は経っていますが、Sound Editorを使ってシンセサイザーの機能を学ぶ上では非常に強力なハードウェア・シンセサイザーです。
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