みなさん、こんにちは。
「カムカム・シンセサイザー」のKAMINです。
今回は、microKORG XL+に搭載されているエフェクターの「4BAND EQ」について説明します。
このブログでは、KORG microKorg XL+のSound Editor画面を使って説明しています。
4BAND EQ
取扱説明書より、
タイプを独立して選べるステレオ EQ です。
引用「microKORG XL+ 取扱説明書」より
と、書いてあります。
4つの帯域で利用できるイコライザーです。
一番低い周波数側(B1[BAND1])と一番高い周波数側(B4[BAND4])のイコライザーがシェルビングとピーキングのタイプを選択できる。
その他のB2, B3はピーキングです。
初期値で「CONTROL1 ASSIGN」に「B1 GAIN」、「CONTROL2 ASSIGN」に「B4 GAIN」が設定されていますが、「B2 GAIN」、「B3 GAIN」も設定可能です。
実験
測定方法
- PROGRAM [INITPROG]を選択
- 必要時にはアルペジエーターをON(「LATCH」をON)
- エフェクターをOFF
- 本体ノブ2, 3でコントロールアサインされたパラメーターが初期値となるようにノブの位置を調整
- A=220Hzを弾く
- 途中からKNOB2に割り当てた「CONTROL1 ASSIGN:B1 GAIN」、KNOB3に割り当てた「CONTROL2 ASSIGN:B4 GAIN」のKNOBを手動で操作
少し鳴らした後、「B1 GAIN」を初期値→最大→最小→初期値、その後で「B4 GAIN」を初期値→最大→最小→初期値とノブを手動で動かしています。
音データ
波形トラック
実験結果
鳴らした音が「A=220Hz」のため、「B1 FREQ」が[80Hz]にある「B1 GAIN」を手動で操作しても聴感上は少し変化しましたが、「B4 GAIN」は「B4 FREQ」が[6.3kHz]だったので、「ジージー」といった音が持ち上がってきました。
まとめ
今回は、microKORG XL+に搭載されているエフェクターの「4BAND EQ」について説明しました。
音作りをして「ちょっと、この辺の周波数を上げておきたい」といった時に、活躍してくれそうです。
4つのレベルはノブにアサインしてリアルタイムに操作できますので、ライブでいじることもできます。
ディレイ系を切って「ブツブツ」から高域上げて「ビチビチ」に音を変化させるとか...
みなさんがシンセサイザーに興味を持っていただけたら、幸いです。
さて、次回は「シンセサイザー microKORG XL+のエフェクター DISTORTION」について説明します。
では。
このブログでは、KORG microKorg XL+のSound Editor画面を使って説明しています。
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