KORG opsixのエフェクター: GRAIN SHIFTER

みなさん、こんにちは。
「カムカム・シンセサイザー」のKAMINです。

今回は「KORG opsixのエフェクター: GRAIN SHIFTER」と題して、機能の説明と実験をします。

EFFECT: GRAIN SHIFTER

opsixの取扱説明書では、以下のように書いてあります。

入力信号から短い波形を切り取って繰り返し再生することに よって、機械的なサ
ウンドに変化させるエフェクトです。TIMEパラメーターにより切り取る波形の長さ
を、SPEEDパラメーターにより波形を切り替える速さを設定します。

opsix 取扱説明書 より

ということで、実験してみましょう。

パラメーターの説明

初期設定値

opsix	Knob	Full Name	Range	初期設定値
MIX	B	Dry:Wet Mix	0～100	100
TIME	C	Time Frame	0～100 [%]	35％
SPEED	E	LFO Speed	1/48～4/1	1/4
RETRIG	F	Retrigger	Off, Mod Whl, Damper, Note On, Velocity, LFO1, LFO2, LFO3	Off

opsix、opsix nativeの画面

実験: EFFECT: GRAIN SHIFTER

TIMEパラメーターを変化させてみます。

設定値

測定方法

1. エフェクターの測定時の初期データの設定（EGは1番の設定。アルペジエーターはON）
2. EFFECTページでFX1に下記の値に設定

opsix	Knob	Full Name	Range	設定値
MIX	B	Dry:Wet Mix	0～100	100
TIME	C	Time Frame	0～100 [%]	0％ → 100％
SPEED	E	LFO Speed	1/48～4/1	1/48
RETRIG	F	Retrigger	Off, Mod Whl, Damper, Note On, Velocity, LFO1, LFO2, LFO3	Off

3. ENABLE（Dノブ）をOFF
4. A3=220Hzを弾く
5. 3回目の前にENABLE（Dノブ）をON
6. Time Frameを0％ → 100％に変化させる

音データ

まとめ

今回は「KORG opsixのエフェクター: GRAIN SHIFTER」と題して、機能の説明と実験をしました。

こういったエフェクターは使ってみるのが一番（笑）

音を聞けば、「こんな効果なんだ」ってわかる。

まずはチャレンジですね。

この記事を読んだ方がシンセサイザーに興味を持っていただけたら幸いです。

次回は「KORG opsixのエフェクター: MASTER LIMITER」と題して、機能の説明と実験をします。

では。

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