みなさん、こんにちは。
「カムカム・シンセサイザー」のKAMINです。
今回は「KORG opsixの機能: MODE: EFFECT: SHELVING EQ」と題して、機能説明と実験をします。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このブログでは、その魅力を細かく音と画像で詳しく説明していきます。
MODE: EFFECT: SHELVING EQ
低音と高音のレベルを増減させるイコライザーです。
初期設定値
opsix | Knob | opsix native | Full Name | Range | 初期設定値 |
OSC MIX | C | Mix | OSC Mix Level | 0~100 [%] | 50% |
LOW | E | Low | Low Gain | -18.0~18.0 [dB] | 0.0dB |
HIGH | F | High | High Gain | -18.0~18.0 [dB] | 0.0dB |
実験: MODE: EFFECT: SHELVING EQ
では、LOWとHIGHのパラメーターを手動で動かして、音の変化を確認しましょう。
実験1: LOW=0.0→+18.0→0.0→-18.0→0.0dB
LOWパラメーターの値を変化させます。
設定値
opsix nativeの画面
測定方法
- 上記の値を設定
- MODE: EFFECTページで以下の値を設定
opsix | Knob | opsix native | Full Name | 設定値 |
FX | B | Effect Type | Effect Type | SHELV EQ |
OSC MIX | C | Mix | OSC Mix Level | 50% |
LOW | E | Low | Low Gain | 0.0→+18.0→0.0→-18.0→0.0dB |
HIGH | F | High | High Gain | 0.0dB |
- アルペジエーターをONにして、A3=220Hzを弾きながら、LOWの値を手動で0.0→+18.0→0.0→-18.0→0.0dBに変化させる
音データ
実験2: HIGH=0.0→+18.0→0.0→-18.0→0.0dB
HIGHパラメーターの値を変化させます。
設定値
opsixの画面
opsix nativeの画面
測定方法
- 上記の値を設定
- MODE: EFFECTページで以下の値を設定
opsix | Knob | opsix native | Full Name | 設定値 |
FX | B | Effect Type | Effect Type | SHELV EQ |
OSC MIX | C | Mix | OSC Mix Level | 50% |
LOW | E | Low | Low Gain | 0.0dB |
HIGH | F | High | High Gain | 0.0→+18.0→0.0→-18.0→0.0dB |
- アルペジエーターをONにして、A3=220Hzを弾きながら、HIGHの値を手動で0.0→+18.0→0.0→-18.0→0.0dBに変化させる
音データ
まとめ
今回は「KORG opsix: MODE: EFFECT: SHELVING EQ」と題して、機能説明と実験をしました。
opsixはバーチャル・パッチ機能があり、MODE: EFFECTのパラメーターもTYPE以外はコントロールできますので、PITCHホイールやMODULATIONホイールを使ってコントロールもできますし、NOTE NUMBERも設定できるので全体のキーの音質としてコントロールすることもできます。
この記事を読んだ方がシンセサイザーに興味を持っていただけたら幸いです。
次回は「KORG opsixのプリセット分析: 102 Angklung Lore」と題して、MODE: EFFECTにSHELV EQを使用したプリセット・プログラム「102 Angklung Lore」のパラメーターを分析します。
では。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このシンセサイザーでしか味わえない魅力が満載です。
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