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シンセサイザー KORG opsixのプリセット音のパラメーター分析: 042 Wave Shaper Clav

この記事は約7分で読めます。

みなさん、こんにちは。
「カムカム・シンセサイザー」のKAMINです。

今回は「シンセサイザー KORG opsixのプリセット音のパラメーター分析: 042 Wave Shaper Clav」と題して、プリセット・プログラム「042 Wave Shaper Clav」のパラメーターを分析します。

新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このブログでは、その魅力を細かく音と画像で詳しく説明していきます。

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音の特徴

実験

では、音で確認しましょう。

KAMIN
KAMIN

パラメーターの分析は下に書いています。

詳細はそちらをご覧ください。

実験1: 弾いてみる

測定方法

シーケンサーをONにしてPLAYボタンを押します。

音データ

実験2: アフター・タッチの効果を確認する

設定方法

PROGRAM PITCHのPITCH BEND UP/DOWNを0に設定する。

V.PATCH1のSOURCEをAFTER TOUCH→PITCH BEND、CONTROLをAFTER TOUCH→OFFに変更する

V.PATCH2のSOURCEをAFTER TOUCH→PITCH BENDをCONTROLをAFTER TOUCH→OFFに変更する

測定方法

シーケンサーをONにしてPLAYボタンを押します。

3フレーズ目からPITCH BENDを最大にする。

音データ

KAMIN
KAMIN

高音域の成分が高域に移っています。

再後段のモジュレーターOP3, OP6のLEVELを上げた効果です。

実験3: OP1のMODE: EFFECT: WAVESHAPERのOSC MIXを変化させる

測定方法

シーケンサーをONにしてPLAYボタンを押します。

OP1のMODE: EFFECT: WAVESHAPERのOSC MIXをノブで手動にて0%→100%→0%と変化させる。

音データ

KAMIN
KAMIN

選択したWAVESHAPEのテーブル等のパラメーターの設定にもよりますが、オシレーターの音も混ぜると印象が変わります。

OSC MIXはMODEによって役割も違ってくるので試してみてください。

パラメーター分析

INITプログラムからの変化を元に分析しています。

INITプログラムのパラメーターの設定については「シンセサイザー KORG opsixの機能: INIT(初期設定)プログラムの分析」をご確認ください。

alg-03

アルゴリズムには03番のアルゴリズムが設定されています。

OP1~OP3、OP4~OP6の3段の直列接続が2つの構成です。

アルゴリズムは3つのオペレーターの直列接続が2組ある構成で、ほぼ同じパラメーター設定をして、OP-PITCHのDETUNEでピッチの小さなずれを設定して音に厚みを持たせています。

オペレーターの直列接続はキャリアにMODE: EFFECT: WAVESHAPERを使用し、OSC MIXを0%なのでその上にあるモジュレーターの信号にWAVESHAPERをかけています。

再後段のモジュレーターはLEVELが0%で、アフタータッチでLEVELが上がるように設定されています。

モジュレーターのWAVEがOP2, OP5がADDITIVE 12345、OP3, OP6がADDITIVE SAW3を使用しています。

通常のSAW等より高音域の倍音成分を除いていますので、モジュレーターで使用してもノイジーになりにくい波形です。

キャリアのMODE: EFFECT: WAVESHAPERでは波形のTYPEに00: SINEが使用されています。

このTYPEパラメーターを変更すると音のキャラクターが変わってきます。

各オペレーターではベロシティで鍵盤を弾く強さによる効果が設定されています。

FILTERはINITプログラムのままで効果はありません。

エフェクターはCHORUS、DELAY、REVERBをうっすらかけています。

演奏表現の手段としては、モジュレーション・ホイールを動かすことでモジュレーターのOP2, OP5のDECAY TIMEを長く(減衰する時間を長く)するように設定されています。

042 Wave Shaper Clav alg-03-param
042 Wave Shaper Clav alg-03-param etc

MODE、WAVE、OP LEVEL、FREQUENCY MODE

042 Wave Shaper Clav mode1-fm
042 Wave Shaper Clav mode2-effect

キャリアにMODE: EFFECT: WAVESHAPERを設定して、2段のモジュレーターで作成した音声信号をWAVESHAPERでエフェクトする設定です。

2つの直列接続はほぼ同じパラメーター値が設定されています。

違いはDETUNE、VELOCITYの値です。

OP-EG

042 Wave Shaper Clav op-eg alg-03
042 Wave Shaper Clav op-eg

OP-PITCH、OP-P MOD、OP-L MOD、OP-KEY TRACK

OP-PITCH

042 Wave Shaper Clav op-pitch

OP2, OP3, OP5, OP6はDETUNE(ピッチの小さなずれ)が設定されています。

OP-L MOD

042 Wave Shaper Clav op-l-mod

全オペレーターに対して鍵盤を弾く強さ(VELOCITY)による効果が設定されています。

FILTER

042 Wave Shaper Clav filter

FILTERページのパラメーターはINITプログラムと同じ設定値でした。

FILTERはENABLE: ONですが、CUTOFF周波数が最大値であるため、フィルターの影響はないと考えます。

MOD(EG、LFO)

INITプログラムから変更はありませんでした。

EFFECT

042 Wave Shaper Clav fx

FX1はCHORUS、FX2はDELAY、FX3はREVERBが設定されています。

VIRTUAL PATCH

042 Wave Shaper Clav v-patch

バーチャル・パッチの設定は以下の通りです。

  1. V.PATCH1は、OP3のLEVELをアフター・タッチで変化するように設定されています。
  2. V.PATCH2は、OP6のLEVELをアフター・タッチで変化するように設定されています。
  3. V.PATCH3は、OP2のDECAY TIMEをモジュレーション・ホイールで変化するように設定されています。
  4. V.PATCH4は、OP5のDECAY TIMEをモジュレーション・ホイールで変化するように設定されています。

MISC

INITプログラムから変更はありませんでした。

VOICE

INITプログラムから変更はありませんでした。

まとめ

今回は「シンセサイザー KORG opsixのプリセット音のパラメーター分析: 042 Wave Shaper Clav」と題して、プリセット・プログラム「042 Wave Shaper Clav」のパラメーターを分析しました。

opsixの鍵盤はアフター・タッチ機能がない...

KORG opsix SE(Platinum)で搭載されましたね。

鍵盤の強弱だけでなく、その後に一押しすることで変化するのは魅力的ですよ。

今回のプログラムはEGやLFOによる効果が設定されていません。

すっきりしていても深みのある音です。

実験ではMODE: EFFECT: WAVESHAPERのOSC MIXの値を変化させてみました。

作成していると音がどんどん派手になってしまう。

音の中心となる幹の質感を変えるにはどうすればよいか。

そんな時にOSC MIXあたりは注目した方が良いですね。

皆さんも是非チャレンジしてみてください。

この記事を読んだ方がシンセサイザーに興味を持っていただけたら幸いです。

次回は「シンセサイザー KORG opsixのプリセット音のパラメーター分析: 043 Pulse Clav」と題して、プリセット・プログラム「043 Pulse Clav」のパラメーターを分析します。

では。

新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザーopsixとopsix native。
このシンセサイザーでしか味わえない魅力が満載です。

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