みなさん、こんにちは。
「カムカム・シンセサイザー」のKAMINです。
今回は「KORG opsixの機能: MODE: FM: WAVE: ADDITIVE 12345」と題して、WAVE: ADDITIVE 12345の波形からMODE: FMのパラメーターによる音を変化を確認します。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このブログでは、その魅力を細かく音と画像で詳しく説明していきます。
WAVE: ADTV 12345(ADDITIVE 12345)
基音と4つの倍音のレベルが同じといった波形です。
Waveform Listの詳細に関しては、本ブログ内の「シンセサイザー KORG opsix: WAVEFORM LIST」か、KORG 公式サイトにてご確認ください。
実験: WAVE: ADTV 12345(ADDITIVE 12345)
基本波形とMODE: FMのパラメーターである、FB(FEEDBACK)とWIDTHを変化させて音と波形と周波数スペクトルを確認します。
実験方法の詳細に関しては、「シンセサイザー KORG opsixの機能: MODE: FM」をご確認ください。
実験: WAVE: ADTV 12345(ADDITIVE 12345)基本波形
基本の波形を聞いてみましょう。
音データ
きれいな音ですね。
波形
周波数スペクトル
実験: MODE: FM: FB(FEEDBACK)
では、MODE: FMのFB(FEEDBACK)パラメーターを変化させていきます。
FB=30%
音データ
基音に近い倍音のレベルが高いため、強く滑らかさがある音です。
波形
周波数スペクトル
FB=40%
音データ
倍音が増えても基音がしっかりしている印象です。
波形
周波数スペクトル
FB=50%
音データ
やはりAdditiveの音は高域のノイズ成分が強い
波形
周波数スペクトル
FB=80%
音データ
基音を含んだ大人し目のノイズな印象です。
波形
周波数スペクトル
FB=100%
音データ
波形
周波数スペクトル
FB=0→100%
最後にA3=220Hzを弾きながらFBの値を0→100%に変化させてみましょう。
音データ
ピッチのポジションによるかもしれませんが、基音に近い方に独特な印象があります。
実験: MODE: FM: WIDTH
今度は波形の幅を変化させる、WIDTHパラメーターを変化させてみましょう。
WIDTH=75%
音データ
もうオルガンに近い印象(笑)
波形
周波数スペクトル
WIDTH=50%
音データ
波形
周波数スペクトル
WIDTH=25%
音データ
波形
周波数スペクトル
WIDTH=1%
音データ
波形
周波数スペクトル
WIDTH=OFF→1%
最後にA3=220Hzを弾きながらWIDTHの値をOFF→1%に変化させてみましょう。
音データ
強調される成分がなめらかにシフトしていくのが気持ち良いです。
まとめ
今回は「KORG opsixの機能: MODE: FM: WAVE: ADDITIVE 12345」と題して、WAVE: ADDITIVE 12345の波形からMODE: FMのパラメーターによる音を変化を確認しました。
基音のバランスが崩れにくい印象があります。
FM音源は変調すると基音の成分にも変化があって、それがキャラクターとなるのですが、扱いづらい面もあります。
これが解消されると違ったアプローチができそうですね。
この記事を読んだ方がシンセサイザーに興味を持っていただけたら幸いです。
次回は「KORG opsixの機能: MODE: FM: WAVE: ADDITIVE 1+2」と題して、WAVE: ADDITIVE 1+2の波形からMODE: FMのパラメーターによる音を変化を確認します。
では。
新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このシンセサイザーでしか味わえない魅力が満載です。
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