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シンセサイザー KORG opsixのプリセット音のパラメーター分析: 001 Dat Electric Piano

この記事は約6分で読めます。

みなさん、こんにちは。
「カムカム・シンセサイザー」のKAMINです。

今回は「シンセサイザー KORG opsixのプリセット音のパラメーター分析: 001 Dat Electric Piano」と題して、プリセット・プログラム「001 Dat Electric Piano」のパラメーターを分析します。

新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このブログでは、その魅力を細かく音と画像で詳しく説明していきます。

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音の特徴

典型的なFM音源のエレピです。

共鳴板の音や高域のコロコロした音。

FM音源ならではですね。

実験

では、音で確認しましょう。

KAMIN
KAMIN

パラメーターの分析は下に書いています。

詳細はそちらをご覧ください。

実験1: 弾いてみる

測定方法

シーケンサーをONにしてPLAYボタンを押します。

音データ

実験2: OP1とOP2の波形を変えてみる

「もう少し明るい音が欲しいなぁ」と2つのオペレーターの波形だけ変えてみました。

測定方法

OP1とOP2の波形をSINE→ADDITIVE 1+2に変更する。

シーケンサーをONにしてPLAYボタンを押します。

音データ

KAMIN
KAMIN

高音域の「ころころ」した成分が増したような感じ。

プロの表現を活かしながら音の雰囲気を変えるにはこういった手法もありかもしれません。

パラメーター分析

INITプログラムからの変化を元に分析しています。

INITプログラムのパラメーターの設定については「シンセサイザー KORG opsixの機能: INIT(初期設定)プログラムの分析」をご確認ください。

alg-10

アルゴリズムには10番のアルゴリズムが設定されています。

OP1~OP3の直列接続とOP4~OP6のY字接続の構成です。

音の幹となる部分はOP1~OP2で作られていて、OP3にFIXEDの169.00Hzを使って「こつっ」という叩いた時のノイズを加えています。

OP4~OP6はアタック時の共鳴した高音域成分を作っています。

減衰の加減を各オペレーターごとに調整されています。

演奏表現ではベロシティぐらい。

それでも気持ちよい響き。

FILTERはONになっていますが、パラメーターはキー・トラックが設定されていますが、カットオフ周波数やレゾナンスはINITプログラムのままです。

001 Dat Electric Piano alg-10 param
001 Dat Electric Piano alg-10 param etc

MODE、WAVE、OP LEVEL、FREQUENCY MODE

001 Dat Electric Piano mode

OP1-OP3は幹となる音を作っています。

OP3のFIXED 67.00Hzは共鳴板を叩いた時の「ゴンッ」といった音を作っていますね。

後段のモジュレーターにFIXEDを利用するヒントがここにありました。

OP4-OP5は高域のコツコツした共鳴音と高域成分を作っています。

OP5のRATIOが18.0000でLEVELを調整することで、柔らかな高域の共鳴音が生まれています。

OP-EG

001 Dat Electric Piano op-eg alg-10
001 Dat Electric Piano op-eg

キャリアであるOP1, OP4がDECAY TIMEが非常に長く設定されています。

OP-PITCH、OP-P MOD、OP-L MOD、OP-KEY TRACK

OP-L MOD

001 Dat Electric Piano op- l-mod

OP1~OP4に対して、鍵盤を弾く強さ(VELOCITY)による効果が設定されています。

OP-KEY TRACK

001 Dat Electric Piano op-key track

すべてのオペレーターで、基準キーをC2として高いキーになるほどレベルが低くなるように設定されています。

FILTER

FILTERはLPF12が設定されています。

カットオフ周波数がキー・トラックで基準キーをC4としてキーが低くなるほどマイナス、キーが高くなるほどプラスになるように設定されています。

001 Dat Electric Piano filter
001 Dat Electric Piano filter-mod

MOD(EG、LFO)

EG

001 Dat Electric Piano eg

EG1~EG3はCURVEを6に設定し、急な減衰となるように設定されています。

LFO

001 Dat Electric Piano lfo

LFO1, LFO2は、WAVEにTRIANGLEが使用され、KEY SYNCがVOICE(キーを押すごとに位相がリセットされる)、TEMPO SYNCがOFF、SPEEDが2.00Hzに設定されています。

LFO3は、WAVEにTRIANGLEが使用され、COMMON(最初のキーのみ位相がリセットされる)、TEMPO SYNCがOFF、SPEEDが2.00Hzに設定されています。

LFO3はプログラムのPAN(定位の左右への揺れ)を周期的変化するように設定されています。

また、LFO3のSPEEDをモジュレーション・ホイールで変化するように設定されています。

EFFECT

001 Dat Electric Piano effect

FX1はCHORUS、FX2はREVERB、FX3はDELAYが設定されています。

VIRTUAL PATCH

001 Dat Electric Piano v-patch

バーチャル・パッチの設定は以下の通りです。

  1. V.PATCH1は、プログラムのPAN(定位の左右への揺れ)をLFO3で周期的変化するように設定されています。
  2. V.PATCH2は、LFO3のSPEEDをモジュレーション・ホイールで変化するように設定されています。
  3. V.PATCH3は、OP1のMODE: FM: FEEDBACKをアフター・タッチで変化するように設定されています。

MISC

INITプログラムから変更はありませんでした。

VOICE

INITプログラムから変更はありませんでした。

まとめ

今回は「シンセサイザー KORG opsixのプリセット音のパラメーター分析: 001 Dat Electric Piano」と題して、プリセット・プログラム「001 Dat Electric Piano」のパラメーターを分析しました。

実験では2つのオペレーターの波形を変えました。

それだけでも音が変化します。

少しずつ機能がわかってくると、どこを操作するとどのような変化をするかイメージが湧きやすくなります。

是非音作りにチャレンジしてくださいね。

この記事を読んだ方がシンセサイザーに興味を持っていただけたら幸いです。

次回は「シンセサイザー KORG opsixのプリセット音のパラメーター分析: 026 Portrait EP」と題して、プリセット・プログラム「026 Portrait EP」のパラメーターを分析します。

では。

新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザーopsixとopsix native。
このシンセサイザーでしか味わえない魅力が満載です。

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