みなさん、こんにちは。
「カムカム・シンセサイザー」のKAMINです。
今回は「シンセサイザー デジタル化で追加された機能(1)OSC <7>」と題して、「OSC1の波形とモジュレーションとコントローラーの関係(WAVE:SAW/PULSE/TRIANGLE/SINE、OSC1 MOD:CROSS、C2:LFO1 MOD)」について説明します。
このブログでは、KORG microKorg XL+のSound Editor画面を使って説明しています。
![](https://www.soundhouse.co.jp/images/shop/prod_img/k/korg_mkxlplusa_2.jpg)
WAVE:SAW/PULSE/TRIANGLE/SINE、OSC1 MOD:CROSS、C2:LFO1 MOD
ここからは「OSC1 MOD」が[CROSS]の場合の「OSC1 CONTROL2:LFO1 MOD」の効果を確認しましょう。
実験1(WAVE:SAW、OSC1 MOD:CROSS、C2:LFO1 MOD:0→127)
![画像1](https://kamin-blog.com/wp-content/uploads/2022/11/lfo1-mod-saw-cross-2.png)
測定方法
- PROGRAM [INITPROG]を選択
- 「OSC1:WAVE」を[SAW]に設定
- 「OSC1 MOD」を[CROSS]に設定
- 「OSC1 CONTROL2:LFO1 MOD」を0に設定
- 「LFO1:FREQ」を1.50Hzに設定
- A=220Hzを弾く
- 「OSC1 CONTROL2:LFO1 MOD」を手動で0→127に変化させる。
音データ
![KAMIN](https://kamin-blog.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
後半になるにつれて「ビシャーッ」って鳴きますね。
実験2(WAVE:PULSE、OSC1 MOD:CROSS、C2:LFO1 MOD:0→127)
![画像2](https://kamin-blog.com/wp-content/uploads/2022/11/lfo1-mod-pulse-cross-2.png)
測定方法
- PROGRAM [INITPROG]を選択
- 「OSC1:WAVE」を[PULSE]に設定
- 「OSC1 MOD」を[CROSS]に設定
- 「OSC1 CONTROL2:LFO1 MOD」を0に設定
- 「LFO1:FREQ」を1.50Hzに設定
- A=220Hzを弾く
- 「OSC1 CONTROL2:LFO1 MOD」を手動で0→127に変化させる。
音データ
![KAMIN](https://kamin-blog.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
やはりパルス波はえぐい(笑)
実験3(WAVE:TRIANGLE、OSC1 MOD:CROSS、C2:LFO1 MOD:0→127)
![画像3](https://kamin-blog.com/wp-content/uploads/2022/11/lfo1-mod-triangle-cross-2.png)
測定方法
- PROGRAM [INITPROG]を選択
- 「OSC1:WAVE」を[TRIANGLE]に設定
- 「OSC1 MOD」を[CROSS]に設定
- 「OSC1 CONTROL2:LFO1 MOD」を0に設定
- 「LFO1:FREQ」を1.50Hzに設定
- A=220Hzを弾く
- 「OSC1 CONTROL2:LFO1 MOD」を手動で0→127に変化させる。
音データ
![KAMIN](https://kamin-blog.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
ちょっと三角波を見直しました(笑)
結構えぐくなるじゃん。ねぇ。
実験4(WAVE:SINE、OSC1 MOD:CROSS、C2:LFO1 MOD:0→127)
![画像1](https://kamin-blog.com/wp-content/uploads/2022/11/lfo1-mod-sine-cross-2.png)
測定方法
- PROGRAM [INITPROG]を選択
- 「OSC1:WAVE」を[SINE]に設定
- 「OSC1 MOD」を[CROSS]に設定
- 「OSC1 CONTROL2:LFO1 MOD」を0に設定
- 「LFO1:FREQ」を1.50Hzに設定
- A=220Hzを弾く
- 「OSC1 CONTROL2:LFO1 MOD」を手動で0→127に変化させる。
音データ
![KAMIN](https://kamin-blog.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
サイン波は素直なだけに、怒らせると恐い(笑)
まとめ
今回は「シンセサイザー デジタル化で追加された機能(1)OSC <7>」と題して、「OSC1の波形とモジュレーションとコントローラーの関係(WAVE:SAW/PULSE/TRIANGLE/SINE、OSC1 MOD:CROSS、C2:LFO1 MOD)」について説明しました。
LFO1で波形を変化させていることがわかりましたでしょうか。
「OSC MOD:WAVEFORM」との違いは、OSC1の波形に変化が生じて、OSC2とのクロス・モジュレーションによって影響が出て、「ぐわんっ」といった複雑な音に変化するところ。
「LFO1:FREQ(LFOの周波数)」をもうちょっと遅くするか、早くするかで印象が変わってきます。
「波形を歪ませる」のは、デジタル・シンセサイザーになって機能が豊富になりました。
この記事を読んだ方がシンセサイザーに興味を持っていただけたら幸いです。
さて、次回は「シンセサイザー デジタル化で追加された機能(1)OSC <8>」と題して、「OSC1の波形とモジュレーションとコントローラーの関係(WAVE:FORMANT、OSC1 MOD:WAVEFORMでのC1:FORMANT WIDTH)」について説明します。
では。
このブログでは、KORG microKorg XL+のSound Editor画面を使って説明しています。
![にほんブログ村 音楽ブログへ](https://b.blogmura.com/music/88_31.gif)
![にほんブログ村 音楽ブログ DTM・MIDIへ](https://b.blogmura.com/music/dtm/88_31.gif)
![にほんブログ村 音楽ブログ 楽器・音楽機材へ](https://b.blogmura.com/music/musicalinstruments/88_31.gif)
![にほんブログ村 音楽ブログ 音楽情報へ](https://b.blogmura.com/music/musicinfo/88_31.gif)
![PVアクセスランキング にほんブログ村](https://blogparts.blogmura.com/parts_image/user/pv11165670.gif)
コメント