※このページではアフィリエイト広告を利用しています。

シンセサイザー KORG opsixのプリセット音のパラメーター分析: 030 Mutated Piano

この記事は約7分で読めます。

みなさん、こんにちは。
「カムカム・シンセサイザー」のKAMINです。

今回は「シンセサイザー KORG opsixのプリセット音のパラメーター分析: 030 Mutated Piano」と題して、プリセット・プログラム「030 Mutated Piano」のパラメーターを分析します。

新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザー、opsixとopsix native。
このブログでは、その魅力を細かく音と画像で詳しく説明していきます。

サウンドハウスからのご購入はこちらから!

音の特徴

MODE: FILTER FMを使用して抑制の効いたピアノの音が演出されています。

実験

では、音で確認しましょう。

KAMIN
KAMIN

パラメーターの分析は下に書いています。

詳細はそちらをご覧ください。

実験1: 弾いてみる

シーケンス・データの中にモジュレーション・ホイールのコントロール・データも含まれています。

測定方法

シーケンサーをONにしてPLAYボタンを押します。

音データ

KAMIN
KAMIN

結構FILTERの操作だと感じられる音作りです。

実験2: OP1とFILTERを変更してみる

設定方法

OP1のMODE: FILTER FMのTYPEをLPF→MG LPF12、RESOを0%→20%に変更

FILTERのRESOを0%→20%に変更

測定方法

シーケンサーをONにしてPLAYボタンを押します。

音データ

KAMIN
KAMIN

FILTER側の音も作り込んでみたくなって変更しました。

抑制は...はずしちゃいました(笑)

実験3: エフェクター CHORUSをON/OFFしてみる

CHORUSのON/OFFで印象が変わります。

他のパラメーターで音を厚くすることはしていないためです。

測定方法

シーケンサーをONにしてPLAYボタンを押します。

FX1: CHORUSのON/OFFを2フレーズをOFF、2フレーズをONに切り替えます。

音データ

実験1の音にCHORUSをON/OFF
実験2の音にCHORUSをON/OFF
KAMIN
KAMIN

CHORUSのパラメーターは変更していないのですが、周波数成分が違うので効果のかかり具合は違ってきます。

音作りをしたらエフェクトも再調整しないとですね。

パラメーター分析

INITプログラムからの変化を元に分析しています。

INITプログラムのパラメーターの設定については「シンセサイザー KORG opsixの機能: INIT(初期設定)プログラムの分析」をご確認ください。

alg-35

アルゴリズムには35番のアルゴリズムが設定されています。

OP1~OP3、OP4~OP6の2つのY字接続の構成です。

OP1~OP3のY字接続ではキャリアのOP1にフィルターFMが使用されています。

これが音をミュートしたような質感を出しています。

モジュレーターのOP2, OP3はキー・トラックで基準キーをC2として、高いキーになるほどマイナスのレベルになるように設定されています。

OP3のRATIOが1.5000。1:1.5の関係のモジュレーションが弦の感じを出しています。

OP4~OP6のY字接続では単独では「みょー」といった管を通したような共鳴感を出しています。

OP6のRATIOが0.5000のLEVELが100によって作り出しています。

OP5のRATIOが1.3300はLEVELを上げると「ブィーン」といった共鳴音がします。

これはRATIOの設定とWAVEにADDITIVE 12345を使用したことで実現しています。

モジュレーターのOP5, OP6はキー・トラックで基準キーをC2として、高いキーになるほどマイナスのレベルになるように設定されています。

各オペレーターにはベロシティでの効果が設定されています。

全体的な音の質感はFILTERにLPF POLY6を使用して抑制感を出しています。

エフェクトは少し音を柔らかくするCHORUS、うっすらとDELAY(BPM)とREVERBがかけられています。

演奏表現の手段として、モジュレーション・ホイールを上げるとDECAY/RELEASE TIMEが伸びるようにバーチャル・パッチで設定されています。

アフター・タッチによりSUSTAIN LEVELが上がるようにバーチャル・パッチで設定されています

030 Mutated Piano alg-35-param1
030 Mutated Piano alg-35-param2
030 Mutated Piano alg-35-param etc

MODE、WAVE、OP LEVEL、FREQUENCY MODE

030 Mutated Piano mode

OP1~OP3で幹となる音をキャリアのOP1のFILTER FMを介して作成できる構成ですが、MODE: FILTER FMのパラメーターは初期設定のため、ユーザーが操作することを想定して作られていると分析します。

OP4~OP6側は共鳴音が作られています。

モジュレーターの波形、RATIOの設定、LEVELの調整がされていますが、ユーザーが調整しやすい状態になっています。

OP-EG

030 Mutated Piano op-eg1 alg-35
030 Mutated Piano op-eg2 alg-35
030 Mutated Piano op-eg

OP-PITCH、OP-P MOD、OP-L MOD、OP-KEY TRACK

OP-L MOD

030 Mutated Piano op-l-mod

全オペレーターに対して鍵盤を弾く強さ(VELOCITY)による効果が設定されています。

OP-KEY TRACK

030 Mutated Piano op-key-track

モジュレーターOP2, OP3, OP5, OP6に対して、基準キーをC2として高いキーになるほどレベルが下がるように設定されています。

FILTER

030 Mutated Piano filter

FILTERはLPF POLY6が設定されています。

カットオフ周波数をEG2により時間的変化するように設定され、鍵盤を弾く強さ(VELOCITY)でコントロールするように設定されています。

MOD(EG、LFO)

EG

030 Mutated Piano eg

EG2はDECAY TIMEが長く設定し、CURVEを10と減衰カーブを急峻に設定されています。

EG2含めてEGはパラメーターに影響を与えるように設定されていません。

LFO

INITプログラムから変更はありませんでした。

LFO1は、WAVEがTRIANGLE、KEY SYNCがCOMMON(最初のキーのみ位相がリセットされる)、TEMPO SYNCがOFF、SPEEDが6.00Hz(LFO1)、2.00Hz(LFO2, LFO3)に設定されています。

LFO1はPROGRAM PITCHでピッチの周期的変化をアフター・タッチでコントロールするように設定されています。

EFFECT

030 Mutated Piano effect

FX1はCHORUS、FX2はDELAY(BPM)、FX3はREVERBが設定されています。

VIRTUAL PATCH

030 Mutated Piano v-patch

バーチャル・パッチの設定は以下の通りです。

  1. V.PATCH1は、プログラム全体のRELEASE TIMEをモジュレーション・ホイールで変化するように設定されています。
  2. V.PATCH2は、プログラム全体のDECAY TIMEをモジュレーション・ホイールで変化するように設定されています。
  3. V.PATCH3は、プログラム全体のSUSTAIN LEVELをアフター・タッチで変化するように設定されています。

MISC

030 Mutated Piano prog-pitch

OCTAVEに1oct(1オクターブ上)が設定されています。

LFO1によるピッチの周期的変化をアフター・タッチでコントロールするように設定されています。

VOICE

INITプログラムから変更はありませんでした。

まとめ

今回は「シンセサイザー KORG opsixのプリセット音のパラメーター分析: 030 Mutated Piano」と題して、プリセット・プログラム「030 Mutated Piano」のパラメーターを分析しました。

実験ではFILTERで遊んでみました。

プログラム・タイトルを変えないといけないぐらいな音になってしまいました。

FILTERは少し変えただけでも印象が変わるパラメーター。

従来のアナログ・シンセサイザーが「FILTERが命」とよく言われるのは設定で印象が大きく変化するパラメーターだからです。

opsixは印象がガラッと変わるパラメーターが数多くありますので、チャレンジしてみてください。

この記事を読んだ方がシンセサイザーに興味を持っていただけたら幸いです。

次回は「シンセサイザー KORG opsixのプリセット音のパラメーター分析: 032 Unsteady」と題して、プリセット・プログラム「032 Unsteady」のパラメーターを分析します。

では。

新たな進化を遂げたKORGのFMシンセサイザーopsixとopsix native。
このシンセサイザーでしか味わえない魅力が満載です。

サウンドハウスからのご購入はこちらから! イケベ楽器店からのKORG opsixのご購入はこちら!

コメント

タイトルとURLをコピーしました